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仙台三、他の公立校の球児の励みに 悲願果たせずとも

2021年7月23日19時26分

 (23日、高校野球宮城大会決勝 東北学院12-5仙台三)

 仙台三の夢はあと一歩、届かなかった。

 第82回選手権大会(2000年)以降、101回(19年)までの20年間で、仙台育英と東北以外が宮城代表になったのは84回の仙台西、93回の古川工、96回の利府の3度だけだ。85回でダルビッシュ有の東北、97回で仙台育英が準優勝し、全国的にもトップレベルの力を示した。

 仙台三は過去2度、宮城大会決勝に進んだ。28年間、チームを率いた三浦邦夫元監督は「打倒東北、育英」を本気で掲げ、熱血指導で選手を鍛え上げた。

 1991年の秋季県大会。仙台三は準々決勝で東北を、決勝で仙台育英を破って優勝。だが、そこで力尽きたのか。東北大会準決勝で宮古(岩手)に敗れ、選抜大会に届かず。その選抜で宮古と対戦し、特大の本塁打を放ったのが星稜(石川)の松井秀喜だった。

 OBが集まると今でもその話で盛り上がるという。楽天球団職員で、当時のメンバーだった内藤俊さん(47)は「最近では最も甲子園に近づいた年かなと思います。僕らだったら、松井に通用したかなとか」。試験の点数が悪いと三浦監督にグラウンドを走らされるなど、「勉強も手を抜けない環境で頑張った。今でも三浦先生に怒られる夢を見ると言う仲間がいる」と振り返る。

 この日の決勝は東北学院に屈したが、6点を追う六回に5連打で3点を返す粘りをみせ、球場を埋めた約3千人の観衆を沸かせた。「こういう成績を残し続けていくことが甲子園につながるのかなと思う。1、2年生が受け継いでくれると思います」と佐々木久善監督。今年の宮城大会は4強すべてが甲子園出場経験なし。有名校じゃなくてもやれるんだ、名前負けしないぞと、他の公立校の球児にも励みになっただろう。悲願達成は後輩たちに受け継がれる。(稲崎航一)

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