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米子松蔭が敗退「最後をグラウンドで迎えられよかった」

2021年7月23日16時12分

 (23日、高校野球鳥取大会準々決勝 八頭11-10米子松蔭)

 2点を追う七回裏。1点をかえし、なお1死一塁。米子松蔭主将の西村虎之助君(3年)が左打席に入った。

 「何とかしたい」。狙い球を絞っていたわけではないが、3球目の直球に体が自然と反応し、バットを振り抜いた。打球は右翼フェンスを越え、逆転の2点本塁打となった。「瞬間の手応えはなかったが、打球が伸びてくれた」

 試合前、仲間たちと「出場へ協力してくれた人たちのため、勝とう」と話し合った。プレーの合間には何度も笑顔を見せ、ベンチからも「笑えよーっ!」と元気に声をかけ合った。

 試合は壮絶な打撃戦。西村君は逆転した直後の八回からマウンドに上がり、打者を3人で打ちとる力投を見せた。だが九回、八頭打線につかまり、重盗も絡められて3点を失い、逆転された。「甘い球はしっかり打ってくるし、厳しいコースはカットしてくる。八頭は強く、苦しい投球だった」

 この日で米子松蔭野球部の夏は終わった。出場辞退からの一連の出来事について、西村君は「多くの方々のおかげで試合ができた。対戦してくれた境にも感謝の思いしかなく、負けてしまって申し訳なさでいっぱい」と振り返る。

 「高校野球の最後をグラウンドで迎えることができてよかった。当たり前のことが当たり前じゃないと気づかされた。自分たちのプレーは出し切った」。今後は大学へ進学し、野球を続けるつもりだ。

 塩塚尚人監督は「悔しい負け方だったが、本当によくやってくれた」と選手たちをねぎらう。「こうして戦う機会を頂き、深く感謝しています」(大久保直樹)

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