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明石商で投手・遊撃・捕手 守備の「三刀流」、夏終わる

2021年7月22日18時31分 朝日新聞デジタル

 (22日 高校野球兵庫大会 神戸国際大付6-4明石商)

 「入ったな……」

 明石商の背番号「6」の西田陸人君(3年)は一回表、打たれた瞬間に悟った。捕手から要求されたのは外のボール球。でも、力んで真ん中に入ったスライダーをとらえられ、打球は左翼フェンスの向こうへ。先制の2点本塁打だった。

 この日の相手は、強打の神戸国際大付。変化球で緩急をつけてかわそうと決めていた。「しっかりしないと」。自分に言い聞かせた。直球にチェンジアップなどを組み合わせ、二回から六回までは無失点に抑え、三塁も一度しか踏ませなかった。

 この夏、守備で「三刀流」をこなしてみせた。

 まずは投手。兵庫大会の初戦が、公式戦初の先発マウンドだった。5回無失点で、6回から遊撃の守備に回った。2戦目は遊撃で先発し、救援登板も。3戦目は神戸弘陵打線から12個の三振を奪って完投した。

 高校1年の秋から捕手。昨夏の甲子園交流試合では、当時のエース中森俊介投手(現・千葉ロッテ)の球も受けた。今春の県大会後に投手もこなすようになったが、特別な練習はしていない。ただ捕手として足腰を鍛えたことがいきたのか、直球は最速144キロまで伸びた。

 この日の試合では七回途中にマウンドを降り、マスクを被った。117球を投げ、29球を受けた。四回裏には1死一、二塁から三塁打を放ち2点をかえし、バットでも存在感を見せつけた。

 チームは4点を追う八回に2点差まで追い上げるも届かなかった。重要なポジションを複数任された期待に応えた夏。「やっぱりしんどかったけど、良い経験をさせてもらえた」。大学でも野球を続け、「できたら色んなポジションをまたやりたい」。そう意気込んだ。(西田有里)

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