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「奇跡のバックホーム」の沢田勝彦監督 最後の夏終わる

2021年7月22日15時06分 朝日新聞デジタル

 (22日 高校野球愛媛大会 新田4-2北条)

 かつて松山商を日本一に導いた沢田勝彦監督率いる北条が、愛媛大会3回戦で敗れた。来年2月に65歳になり、今年度末に教員の再任用期限を迎える名将の「最後の夏」が終わった。

 1980年に松山商のコーチに就任。88年に監督に就くと、春2回、夏4回、甲子園に導いた。全国制覇した96年夏の決勝、交代を告げた直後に右翼手が好返球でサヨナラ負けを阻止した「奇跡のバックホーム」は、今も語り継がれる名場面だ。

 2010年に北条の監督に就任。「目標は甲子園。目的は人間形成」を信念に、基礎・基本を徹底して指導してきた。最後の夏となる今大会、「私情は挟まず、例年通りに向き合いたい」と、選手には退任の決意を伝えずに臨んだ。

 この日、シード校の新田を相手に接戦を演じた。厳しい表情でベンチから身を乗り出して檄(げき)を飛ばし、好プレーには笑顔で拍手を送った。中盤には一時逆転したが、2―4で敗れた。

 試合後、涙ぐみながら「シード校相手に最後まで頑張ってくれて、ここまで食い下がることができた。悔しさも、やり残したこともあるが、勝負ってそういうもの。最高のゲームだった。ありがとう、しかない」と選手をねぎらった。

 指導者としての42年を振り返り、「野球って本当にすばらしいなと思う。選手を育て、人間を育て、私自身も成長させてもらった」。声を震わせた。

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