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「スカしてた。俺ってダサい」 急成長したエースが猛進

2021年7月22日14時17分

 (21日 高校野球東東京大会 日大豊山5-2城西)

 日大豊山のエース玉井皓一朗(3年)は、笑っていた。九回裏無死一塁、得意の直球が甘く入り、三塁打を打たれて初失点。思わず浮かべた笑みで、闘争心に再び火をつけた。2人連続で内野ゴロに抑え、最後は三振に仕留めた。

 「楽しめた」。試合後、玉井はひょうひょうと答えた。七回まで無安打。ノーヒット・ノーランが見えていた。「六回くらいからめっちゃ意識してたんですけど」。七回は3者連続空振り三振。完投し被安打2、9奪三振の好投だった。

 1年生当時、球速は最速125キロ。コーチや監督からは「お前の体格なら140キロは出せる」と言われていたが、「このくらい出るならいい」と思っていた。

 昨年、2月ごろから新型コロナの感染が広がり、野球部も自主練になった。この間、コーチから「自分を知ること」を課せられた。毎日動画を送っていて気づいた。「俺、毎日投球フォームが違う」。フォームを安定させるため、直球にしぼって投げ込んだ。数カ月後に全体練習が再開すると、球速は140キロまで上がっていた。昨夏の独自大会は5試合中4試合で救援し、チームに貢献した。

 球速は急激に上がったものの、精神の成長は不十分だった。四球を選ばれると「ストライクを取らなければ」と焦り、余計に制球を乱して自滅。そんなことが続き、昨秋、今春と結果が出せなかった。

 「甘えるな」。春の大会後、福島直也監督からげきを飛ばされ、目が覚めた。「スカしてるだけで結果が出せない。俺ってダサい」。投手層の厚い日大豊山で、仲間に頼りきりの自分に気づいた。「こんなもんでいい」じゃなく、「これだけやったんだから」と思えるまで。そんな気持ちで投げ込み、この夏初めて背番号1をつかんだ。

 試合後、「気持ちの面で一回り大きくなった」。激戦のブロックを、まだまだ勝ち進むつもりだ。=都営駒沢(御船紗子)

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