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7月21日の高校野球 広島

2021年7月22日04時00分

 広島大会は21日、4球場で3回戦の残り9試合があり、16強が出そろった。昨夏の独自大会を含む3連覇をめざした広島商は、八回まで崇徳に6点をリードされ、九回に4連続安打などで同点に追いついたが、押し出し四球でサヨナラ負けした。春県4強の尾道は、1点リードで迎えた九回に連続安打などで逆転された。広陵は同点で迎えた六回に2点適時三塁打が出て、広島工に勝ち越した。西条農は佐々木が廿日市打線を5回被安打0に封じ、コールド勝ち。8強をかけた4回戦8試合は、24日と25日に行われる予定。

     ◇

 序盤から緊迫した投手戦になった。1―0。九回表の攻撃をしのげば、4回戦進出が決まる。尾道の二塁手勝田心(しん)君(3年)は勝利を信じ、声を張り続けた。

 マウンドには、八回途中から継投した宗清(むねきよ)哉太君(3年)。先頭打者を打ちとるも、続く打者に四球を許し、連打を浴びた。1点を奪われ、同点に。タイムを取った。マウンドに駆け寄ったのは主将の勝田君だ。「結果は気にするな。悔いなくやればいい」。宗清君はうなずいた。

 だが、夏の大舞台。プレッシャーは想像以上だ。勢いに乗った盈進に適時打を許し、逆転された。巻き返しを誓った裏の攻撃で、2安打と意地を見せたが、本塁は遠かった。ベンチでは泣き崩れる選手一人一人の背中をさする、勝田君の姿があった。「誰も責めなくていい。主将の自分がチームをまとめきれなかった」

 勝田君が主将に任命されたきっかけは、昨秋の県大会の痛恨のエラーだ。広陵との2回戦。リードして迎えた九回、二塁ゴロの処理を誤り、逆転負けにつながった。落ち込む勝田君に、北須賀俊彰監督は「これをバネにして夏までチームを引っ張れ」と声をかけた。

 そこからは覚悟が芽生えた。周囲に流されやすい性格だったが、自分にもチームメートにも厳しくなり、監督からの怒られ役も買って出た。帽子のつばには「がまん」と書いて、練習では誰よりも声を出した。

 この日、二塁へ飛んできた球を勝田君は完璧に処理した。チームも無失策。でも勝ちきれなかった。悔しさがこみ上げた。泣かないと決めていたが、幼なじみの控えの選手の顔を見つけて、少しだけ涙が出た。出場機会はなかったが、最後まで声を出してくれた仲間たち。みんなに伝えたい。「厳しいことも言った。でも、最後まで一緒に戦ってくれてありがとう」(三宅梨紗子)

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