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7月21日の高校野球 岩手

2021年7月22日04時00分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権岩手大会は13日目の21日、県営野球場で準決勝があった。花巻東が2―0で水沢工を破り、決勝進出を決めた。昨夏の独自大会決勝と同じ顔合わせになった盛岡大付と一関学院の一戦は、同点のまま五回終了時で雨天ノーゲームになり、22日に再試合となった。決勝は休養日を挟み、24日に開かれる。

     ◇

 五回表、マウンド上の水沢工エース、山本陸駆(りく)投手(3年)は三振を奪い2死にすると息を整えた。

 打席に立つのは花巻東の佐々木麟太郎君(1年)。一回表にカウントを取りにいったカーブを、右翼スタンドに運ばれていた。

 「3年間やってきた先輩として意地を見せよう」

 変化球でファウルを打たせ、追い込んだ。3球目に投げた外角低めの直球に、バットが空を切った。

 38年ぶりに入った4強。背景には昨夏の独自大会での苦い経験がある。

 1回戦の花巻農戦で七回から登板。延長十一回に味方が勝ち越したものの、その裏に自身のボークも絡んで2点を奪われ、サヨナラで敗れたのだ。

 先輩エースから引き継いだ背番号1。冬は徹底的にコントロールを磨いた。さらにゆったりしたフォームから、回転数が多くキレのある直球を投げることで、打者のタイミングをずらすことを意識した。

 成果は出た。今大会は3試合で26イニングを投げて防御率は1・38。準々決勝では、因縁の相手・花巻農と再び延長戦を戦ったが、十二回を投げ切って雪辱を果たした。

 「去年の記憶がよぎってもおかしくない試合だった。精神的にも成長した」。千葉渉太監督はそう評価する。

 この日も強力な花巻東打線のタイミングを外し、ゴロとフライの山を築いた。

 だが、味方打線も相手投手陣の継投の前に八回裏まで散発3安打に抑えられ、九回裏無死一、二塁の好機も生かせなかった。

 「ここまで来ても、やっぱり負けたのは悔しい。後輩には頂点を目指してほしい」。名残惜しそうに球場を去った。(中山直樹)

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