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7月21日の高校野球 大阪

2021年7月22日04時00分

 第103回全国高校野球選手権大阪大会5日目の21日、2回戦19試合があった。シード校の大阪は、昨秋の近畿大会に出場した山田にサヨナラ勝ち。堺西は延長十一回、河南との3時間を超える乱打戦を制した。22日は7球場で2回戦20試合が予定されている。

     ◇

 いきなり5点を奪われた後の一回裏。住吉の主将で、この試合、先頭打者の岩田レイ君(3年)は、2球目を積極的に振って中前安打に。普段は控えているというガッツポーズが自然と出た。その後、犠打とヒットでチャンスを広げ、中嶋大翔(つばさ)君(3年)が適時打を放ち、岩田君がホームベースを踏んだ。

 今年掲げたチームの目標は「初戦突破」。住吉は2012年以降、夏の大会の勝利から遠のいていた。

 岩田君は中学時代、硬式野球のチームに所属していた。ほかの同級生9人は野球の推薦で高校に。他県の甲子園常連校に進んだ同級生もいた。岩田君は高校では勉強もがんばりたいと住吉に入学した。

 初めて野球部の練習を見に行ったとき、グラウンドにいる部員の少なさに驚いた。中学のチームでは30~40人で練習していたが、住吉ではほかの部活から助っ人に来てもらうこともあるほどだった。

 1年の夏から試合に出場しているが、公式戦で勝利の経験はない。昨秋、主将になり、チームを勝たせられないことに引け目を感じた。中学時代の元チームメートは大阪府内の強豪校で活躍していた。

 ある日、元チームメートと連絡を取ったとき、「俺は大阪で一番になる。そっちの目標もがんばれ」と馬鹿にすることなく応援してくれた。「うれしかった。力になった」と岩田君。

 この日、得点は初回の1点だけだった。岩田君はコールドでの負けが決まると、しっかりと前を向いて整列した。試合後、「序盤は粘ったし納得しています」とすがすがしい表情で答えた。

 けれど、球場の外に出てミーティングで部員たちと向き合うと、「授業が終わって、グラウンドでみんなの顔を見るのがめっちゃ楽しみだった」と涙で声を詰まらせた。「住吉で野球ができてよかった。来年は俺らの分までがんばって勝ってほしい」。後輩たちに夢を託した。(甲斐江里子)

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