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7月21日の高校野球 奈良

2021年7月22日04時00分

 第103回全国高校野球選手権奈良大会(朝日新聞社、奈良県高校野球連盟主催)は21日に再開し、3回戦2試合があった。五條は磯城野に競り勝ち、2018年以来の8強入り。初戦完封の神崎は18イニングを投げて1失点。奈良大付はエース二宮が今大会初先発した。守備ももり立て追い上げる橿原学院を振り切った。第12日の22日は3回戦2試合があり、8強が出そろう。

     ◇

 「夏の一勝をみんなと味わいたい」。その一心で何度も仲間に怒った。磯城野の主将・鳥山秀樹(3年)が初戦を勝利して見た「いい景色」。一度しか見られなかったが、何ものにもかえがたい景色だった。

 2点を追う八回裏1死、遊撃手の鳥山は三遊間を抜けそうな鋭い打球をさばき、2死とする。次打者は一ゴロで、この日初めて無安打3人で守備を終えた。「いい流れで攻撃につなげよう」。だが思いは届かず、敗退が決まった。

 磯城野は2018年を最後に夏の勝利がなかった。昨秋の新チーム発足当時、本気で野球に打ち込みたい部員と楽しく野球をやりたい部員に分かれ、チームはバラバラだった。

 鳥山はエラーでは怒らない。だが、本気で野球と向き合わない姿勢には怒った。やめていった部員もいる。大岡昌平監督は部員に厳しい言葉をかける鳥山の姿が印象に残る。「部員がやめて、ふっと寂しそうな、悔しそうな顔をするんですけど、いざ練習ってなったら気持ち切り替えてやってくれた」

 春の県予選は初戦敗退だった。守備のミスをなくそうと守備位置別だったノックを全体でするようにし、一球一球を大事にする意識を磨いた。

 初戦は11安打9得点の結果を残した打撃のチーム。この日、鳥山は三回1死一、二塁、2ストライクから、狙い通りにきた変化球を振り抜いて左前安打。打点を挙げたが、チームはこの1得点のみだった。

 野球は高校で終えるとずっと前から決めていた。最後の試合が終わった。「僕たちの力でやれることはできた。悔しいけど、悔いのないプレーができました」。言い切った。(米田千佐子)

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