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不戦敗取り消しの米子松蔭 境に逆転サヨナラ勝ち

2021年7月21日15時46分 朝日新聞デジタル

 (21日、高校野球鳥取大会 米子松蔭3-2境)

 第103回全国高校野球選手権鳥取大会は21日、不戦敗が取り消された米子松蔭と境の2回戦が行われ、米子松蔭が2点を追う九回に3点を奪い、逆転サヨナラ勝ちした。

 今春の県大会で優勝した米子松蔭は四回と六回に1点ずつを奪われた。打線は再三、好機をつくりながらも境の左腕・高塚大輔からあと一本が出ない。

 七回2死二塁では、藤江優斗(まさと)の打球が中前に抜けたが、走り出そうとした藤江が倒れ込み、一塁に到達できずアウトになるというアクシデントもあった。足がつっており、そのまま交代になった。

 0―2で迎えた九回。1点を返し、無死満塁から連続三振で2死となった。だが、「(不戦敗の後も)まだ試合があるかもしれないと寮でバットを振っていた」という4番小野陽一朗が左前への適時打を放った。左翼手が処理に手間取る間に二塁走者も生還し、劇的な勝利を決めた。

 塩塚尚人監督は「無念の交代になった藤江がベンチ裏で涙を流していた。藤江の思いをつなげと声をかけあった。最後まであきらめなかった結果が勝利につながった」と選手たちをたたえた。

 米子松蔭の初戦となる2回戦は17日午前9時に予定されていた。だが当日未明、学校関係者1人の感染が判明し、学校は臨時休校を決めた。

 学校によると、17日早朝に実施した抗原検査で部員の感染は確認されなかった。だが県教育委員会の指針に基づく鳥取大会の新型コロナウイルス感染防止対策要領は、休校期間は大会に参加できないと定めている。学校は保健所とも協議した上で「安全性を担保できない」と判断し、県高野連に辞退を伝えた。

 これを受けて県高野連は不戦敗を決めた。

 その後、野球部の後援会・保護者会などから再考を求める嘆願書が届くなどしたため協議。後のPCR検査で部員全員の陰性が確認されたことや、保健所の判断で学校が21日に再開することなどを考慮し、あらためて試合を行うことを決めた。境も了承した。

 米子松蔭の主将・西村虎之助(こうのすけ)は試合後、「境高が認めてくれたからこその試合。絶対甲子園に行って恩返ししたい」。

 境の主将・井上翔太は「夏の大会の怖いところで、1球で負けるというのが身にしみた。第1シードの松蔭と対戦できてよかった。いい試合ができ、悔いはありません」と最後はさっぱりとした表情で語った。

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