新津工、3戦連続サヨナラ勝ち 監督の言葉通りの展開に
2021年7月21日09時25分 朝日新聞デジタル
(20日、高校野球新潟大会 新津工6-5柏崎工)
新津工が2回戦・新津南戦、3回戦・小千谷戦に続き、3戦連続でサヨナラ勝ちを収めた。
九回に2点差を追いつかれたが、阿部拓(たく)主将(3年)は「みんなで『またサヨナラで行こう』と声をかけあっていた」と話す。石川浩監督は「相手の上位打線から始まる十回をしのげば、十二回には必ずチャンスが来る」と選手を励ました。
その言葉通り、十二回は先頭の川内永季也(ときや、3年)が三塁打を放ち、1死後、阿部拓の適時打で熱戦に終止符を打った。
投手として12回を投げきった阿部拓は「2戦続けてサヨナラ勝ちをしたことが『あきらめなければ勝てる』という自信につながっていた」と振り返った。(戸松康雄)