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7月20日の高校野球 岡山

2021年7月21日04時00分 朝日新聞デジタル

 岡山大会第11日の20日、準々決勝2試合がマスカットスタジアムであり、おかやま山陽が岡山城東を破り、初優勝した2017年以来の4強に進んだ。就実は創部10年目で初の4強入り。春の県大会4強の総社南は姿を消した。21日は準々決勝の残り2試合がある。

     ◇

 四回を終了して9点のビハインド。15年ぶりの4強を目指した岡山城東にとっては予想外の展開だった。

 「切り替えていこう。ここからだろう?」。戸田英樹監督(57)がベンチに戻った選手に檄(げき)を飛ばす。

 反撃は直後に始まった。五回2死一、二塁で、打席に入ったのは3番河田凌磨(りょうま)君(3年)。「何としても打つ」と振り抜いた打球は右翼への二塁打となり、待望の1点をもぎ取った。

 文武両道を掲げる伝統校。夏の甲子園は1998年以来、遠ざかっている。そのとき今の選手はまだ生まれていない。

 3年生は、昨秋と今春の県大会はいずれも倉敷工に負けた。河田君は「焦って狙い球が絞れていなかった」と振り返る。打撃練習はカウントを想定し、より実戦的に。連続ティーバッティングでパワーアップもはかってきた。

 今大会、みたび対戦した倉敷工。自ら勝ち越しの適時打を放ち雪辱を果たした。その勢いのまま挑んだおかやま山陽戦だったが、相手が一枚上で序盤から攻め込まれた。

 8点を追う六回は、4人連続で四球を選ぶなどして2点。河田君も中前にはじき返し、さらに2点を返した。伝統の「粘り強い野球」で追い上げたが、ここまでだった。

 試合には負けたが、この日3打点。どんなに劣勢でもあきらめなかった。「チームが一つになって高め合えた。集大成の場で全力プレーができた」。涙は見せず、すがすがしく言った。(中村建太)

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