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「プロ」が思い出の等々力でアナウンス指導

2021年7月20日09時00分

朝日新聞DIGITAL

 プロ野球の場内アナウンスを担当している女性が、夏の高校野球で球場アナウンスを担う高校生たちをサポートしている。自身も高校時代に球場でアナウンス役を務めた経験の持ち主だ。

 第103回全国高校野球選手権神奈川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の会場となっている等々力球場(川崎市)。「ここは少し間を置いた方がいいよ」。マイクに向かって次のバッターを読み上げる高校生を、吉沢育実さん(37)が見守る。「いつもなら簡単に読める文字が、緊張で出てこなくなることもある」と吉沢さん。自身の高校時代を重ねながら、優しい口調でアドバイスを送る。

 吉沢さんは高津高校(川崎市)時代、野球部のマネジャーだった。球場でアナウンス役としてデビューしたのが、いま、高校生たちに手ほどきをしている等々力球場の放送室。3年間、夏の大会のたびに、アナウンスを担当した。

 グラウンドに自分の声が響き渡るのがうれしくて、プロ野球の場内アナウンサーをめざすことに。専門学校を卒業後、北海道日本ハムファイターズに就職して夢を実現した。今は地元の川崎に戻り、横浜DeNAベイスターズなどの球場で場内アナウンサーとして活躍している。

 「ちょっと手伝ってくれないか」。今年5月ごろ、高校時代の野球部監督から連絡がきた。等々力球場は改築のため、2015年を最後に夏の大会が行われなくなった。運営に参加するマネジャーたちのノウハウは先輩から後輩に代々引き継がれてきたが、川崎市内の高校にアナウンス経験者がいなくなっていた。

 生まれ変わった球場では今夏、再び試合が行われている。今大会中、吉沢さんはこの球場で約10人の「後輩」たちにアドバイスする予定だ。「はじめは緊張するけど、だんだん慣れてくる。他校のマネジャーとも仲良くなるなど、運営の楽しさも伝えたい」(渡辺莉子)

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