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7月19日の高校野球 広島

2021年7月20日04時00分 朝日新聞デジタル

 広島大会は19日、雨天により順延された2回戦3試合が2球場であった。夏空が広がり、県内各地で気温が30度以上の「真夏日」になった。球場にも強い日差しが降り注いだ。球児たちは水分補給をしながら白球を追った。鶴岡一人記念球場では広島商船高専が九回、逆転サヨナラで五日市を下した。日彰館は終盤、福山を突き放した。エブリイ福山市民球場では井口が大門の守備の乱れもつき、勝ち上がった。

     ◇

 「いつも通りのピッチングをすれば大丈夫。みんながいる」。強い日差しが照りつける中、五日市のエース・筒井大晴(たいせい)君(3年)は平常心を意識しながら九回裏のマウンドに上がった。八回に1点をリードして迎えた最終回だった。

 この日は先発。シーソーゲームの展開で、すでに95球を投げていた。疲れは感じていなかったが、先頭打者に出塁され、続く打者にも長打を許した。無死二、三塁のピンチに陥ると、マウンドに自然と仲間が集まった。「ここで終わるわけにはいかない。絶対に勝とう」。そう声を掛け合うと、自然と表情が緩んだ。

 2球連続でストライクを取り、捕手の新保晴崇君(3年)が求めたのは決め球のスライダー。直前と同じ球だったが、今度は「思ったより曲がらなかった」。バットにとらえられ、打球は右中間へと抜けた。走者2人がかえり、逆転サヨナラ負けが決まった。

 「自分の甘い球のせい。もうみんなと野球ができないと思うと……」。試合を終えた筒井君は泣き顔だった。ただ、悔しさの中に満足感もあった。「仲間と一致団結することができた。みんなが支えてくれた」。最後は感謝の言葉を述べ、球場を去った。(宮城奈々)

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