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7月18日の高校野球 愛知

2021年7月19日04時00分

 愛知大会6日目の18日は、8球場で3回戦16試合があった。シード8校が初戦に臨み、昨夏の独自大会優勝校の中京大中京や東邦はコールド勝ちで4回戦進出を決めたが、星城は愛知啓成にサヨナラ負けを喫し、シード校で唯一姿を消した。大会7日目の21日は、8球場で残りの3回戦16試合が予定されている。

     ◇

 マウンド上で立ち尽くした。相手ベンチからの歓声が聞こえても、外野方向を見つめたまま動くことができない。

 「本気で甲子園に行けるチームだと思っていた。負けたというのが信じられなくて……」。仲間に促され、本塁付近に整列すると、星城のエース石田将生(しょうい)投手(3年)の目から涙があふれた。

 同点に追いついた直後の九回裏だ。2死二、三塁のピンチを招く。「ここを抑えれば、絶対に次の回で仲間が点をとってくれる」。カウント2―2からの5球目、決め球の直球が高めに浮いた。快音とともに打球は右翼手の頭上を越えていった。

 今春の県大会で「11」だった背番号は今大会から「1」に。春からの急成長でエース番号を手に入れた。「以前は勝負どころで緊張してしまう気持ちの弱さがあった」という石田投手。飛躍のきっかけは今春、佐藤充寛部長からもらった助言だった。

 「『走者を背負っても0点に抑えればいい。点を取られても最後に勝てばいい。もっと仲間を信じろ』って。これで吹っ切れた」

 春の県大会では準々決勝で中京大中京と対戦。同点の五回から救援し、5回を被安打3、1失点と好投。勝利の立役者となった。「選抜ベスト4にも自分の投球が通用するとわかって自信がついた」。

 この日は、1点を追う八回に3番手で登板。佐藤部長から「流れを変えてきてくれ」と託されたマウンドで2三振を奪うなど無失点で味方の反撃につなげた。

 佐藤部長は「(石田投手は)チームで一番の努力家。今日も厳しい場面での登板になったがエースとして最後までよく投げてくれた」とねぎらった。

 石田投手は「みんながいたからここまで成長することができた。このチームで、このメンバーで野球ができて本当によかった」。涙をぬぐい、仲間への感謝の言葉を口にした。(仲川明里)

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