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7月15日の高校野球 佐賀

2021年7月16日04時00分 朝日新聞デジタル

 佐賀大会(朝日新聞社・佐賀県高野連主催)は15日、シード校の北陵が唐津商に敗れ、初戦で姿を消した。午後からは雷のため2試合が中断。そのままノーゲームとなった。16日はさがみどりの森球場で3試合、ブルースタジアムで1試合、いずれも2回戦の計4試合がある。

     ◇

 3カ月前、マウンド上で躍動した姿はなかった。

 多久のエース、柴田翔太(3年)は初回から佐賀商打線につかまり、ヒット10本、四死球5。スコアは1対7。あと1点とられたらコールドゲームとなる七回裏のマウンドにいた。

 先頭に長打を打たれ、続いて四球。走者二、三塁の場面で、2年生の9番打者に右前にはじき返された。三塁走者がかえり、コールドゲームが成立した。

 新チームができた昨秋、多久の部員は10人。けが人が出れば、出場すら危うい部員数のなか、柴田は投手として引っ張る自負もあった。チームは「やるしかない」という思いから「やるか、やるか」が合言葉になった。

 「シャー」。4月の春の大会の決勝のマウンドで、柴田は強豪、東明館相手に一球ごとにおたけびをあげた。身長167センチの細身から繰り出す切れのある直球。5対6で惜敗したが、やったらやれる。合言葉を実現できた活躍だった。

 だが5月、NHK杯予選の試合でヘッドスライディングを試み、利き手ではないが左手の指を脱臼した。夏の大会に向けた時期、3週間練習ができなかった。

 試合後、けがの影響はと記者に聞かれ、「ない」と言い切った。「もう一つ上のステージで力を試したい」。新たな舞台へと続く、122球の柴田の短い夏が終わった。=敬称略(大村久)

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