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7月14日の高校野球 徳島

2021年7月15日04時00分 朝日新聞デジタル

 14日の大会第4日は、鳴門市のオロナミンC球場で1回戦1試合があり、今春の県大会4強の脇町が徳島科技を接戦の末に破り、2回戦進出を決めた。

     ◇

 「さあ、ここから!」「声出していこう!」

 夏の強い日差しが照りつける三塁側ベンチからは試合中、ひときわ野太い声が何度も響き渡った。

 声の主は徳島科技の控え堀内一樹(いつき)君(3年)。攻守交代で選手がベンチに戻ってくるたびに、一人ひとりと拳を突きあわせ、笑顔で出迎える。体重84キロの堂々とした体格での立ち居振る舞いは、まるで「監督」のようだ。

 「グラウンドに立つ選手たちは、僕以上にプレッシャーを感じているはず」と堀内君。「だから、ベンチに戻ってくる時はリラックスさせてあげたいんです」

 堀内君は入部以降、一度も1桁の背番号をもらったことがない。だが、チームの誰よりも声を出して、仲間の士気を高め続けた。福井健太監督も「彼がいるのと、いないのとではチームの雰囲気が全然違う。それぐらい重要な存在」。

 この日は1点を追う苦しい展開が続いたが、味方が併殺を取れば「ヨッシャー!」とガッツポーズを決めて仲間を鼓舞。相手の連打を浴びた五回には、伝令としてマウンドに駆けつけ、2年生投手の山野井統(つかさ)君(2年)や野手たちをもり立てた。

 試合は惜敗だったが、「3年間、仲間と一緒に野球をやれて楽しかった」。後輩たちに向け、「チームを鼓舞することも、みんなで競い合って練習することも大事。チームをレベルアップさせ、甲子園をめざして」とエールを送った。(吉田博行)

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