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センバツ出場の東播磨、9盗塁で初戦突破 本盗も成功

2021年7月14日17時52分

朝日新聞DIGITAL

 (14日 高校野球兵庫大会 東播磨7-3県伊丹)

 21世紀枠で今春の選抜に出場した東播磨が、代名詞ともいえる機動力野球で初戦を突破した。

 まずは、主将の原正宗君(3年)。一回表、1番打者として左中間に二塁打を放つと、内野ゴロの間に三塁へ。続く打者の2球目で、本盗を成功させた。「『走る。そして、相手にプレッシャーをかける』。そんな自分たちの野球ができた」と原主将は胸を張る。

 実は、甲子園を経験してから、なかなか自分たちの野球を貫けずにいた。練習試合では、相手からの「選抜に出たチーム」という視線を意識してしまい、それが「勝たないといけない」と重圧となった。「プレーに臨む姿勢が受け身になってしまった」

 3年生全員が集まって「この夏どうする?」と話し合った。そして、みんなで決意した。「好きで野球をやっているんだから、自分たちのために、自分たちの野球をしよう」

 この試合での盗塁は9を数え、7得点を挙げた。選抜で1点をもぎ取った、三塁走者が内野ゴロの間に本塁に突っ込む「ゴロゴー」を試みる場面もあった。

 「周りの目はもう気にしない。自分たちの野球をすれば、勝ちはついてくる」と原主将。吹っ切れたような機動力野球で、春夏連続出場をめざす。(西田有里)

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