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高校違う幼なじみ6人 コロナで休校、一緒に練習し協力

2021年7月16日16時09分 朝日新聞デジタル

 新型コロナウイルスの感染拡大による休校で1カ月半部活動ができなかった昨年春、誠英(山口)の山重賢汰君(3年)にとって、心の支えは近所に住む5人の幼なじみだった。

 光の田中颯真君と藤田敏生君、桜ケ丘の藤本祥太君、下松の江頭正基君、徳山商工の吉村太河君。

 互いに近所に住み、幼い頃から仲が良かった。野球を始めたのもほとんど同じ時期。小中学校の時は毎日のように一緒に遊び、学校から帰ると、山重君より先に自宅に仲間がいることもあった。時間があれば家の前で鬼ごっこをしたり、近くのグラウンドでキャッチボールをしたりした。

 別々の高校に進学すると、練習が忙しくてなかなか会えなくなった。でも絆は途切れなかった。1年生大会では、互いに中堅手を務めた山重君と藤本君がセンター方向へ打ち合った。「互いに成長した姿を見せ合えることがうれしかった」と山重君。「仲間が打席に立つと意識する」と田中君も話す。公式戦や練習試合で対戦するときは連絡を取り合い、励まし合ってきた。

 新型コロナで学校が休校した時も、6人はすぐに近くにあるいつものグラウンドに集まった。2日に1度は、昼過ぎから暗くなるまでキャッチボールやティーバッティング。夏の山口大会で先発出場が決まっていた仲間もいた。練習できない焦りや、夏の甲子園中止の悔しさ。小中学校のころからずっと一緒だったからこそ、共有できた。「5人も同じ気持ちなんだと思えるだけで心強かった」と山重君は話す。

 「つらい時もずっと一緒にいた、一番理解し合える存在」「チームメートとはまた違った仲間」。部活動再開後、グラウンドでチームメートと顔を合わせて練習できる日が戻っても、特別な存在だ。

 「どうせならこの仲間と対戦して、高校野球を締めくくりたい」と山重君。仲間として、ライバルとして、夏の舞台で戦うことをいまから心待ちにしている。(寺島笑花)

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