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7月11日の高校野球 静岡

2021年7月13日01時30分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権静岡大会(静岡県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は11日、県内10球場で1回戦22試合があった。昨夏の独自大会優勝校の聖隷は浜松商を5―1で下した。同大会準優勝の浜松開誠館は掛川東に完封負けを喫した。2回戦は17日、8球場で16試合が予定されている。

     ◇

 五回裏、清流館を相手に11点を追う藤枝東は1点を返し、なお2死三塁のチャンスで2番・前田流星選手(3年)が打席に入った。五回で10点差。打てなければコールド負けが決まる場面だが、プレッシャーはなかった。「後ろにはもっと良い打者がいる。絶対につなげる」

 2ストライクと追い込まれた6球目、ボール気味の変化球をはじき返すと、打球は遊撃手と中堅手の中間にぽとりと落ちた。その間に三塁走者が生還。ベンチから飛び出し、喜ぶ選手たちに向け、一塁を回ったところで思わず右手を突き上げた。

 今年の選手の中で3年生はわずか5人。今春、1年生が新たに9人入部し、層は厚くなったが、1、2年生をスタメンで起用せざるを得ない状況は変わらない。ミスを全員でカバーすることで戦ってきた。

 この日は先発した同級生の滝井侃大投手が序盤に清流館打線に捕まり大量失点。それでも打撃でカバーしてみせた。チームは七回に一挙5点を失い、コールド負けを喫したが、「少しでも長く試合をやりたい」と粘り強く戦った。大石泰広監督も「普通なら五回で終わってしまってもおかしくない試合。よく頑張った」と選手をねぎらった。

 それでも悔いは残る。「八回まで行けば、滝井が再登板する予定だった。そのチャンスを作ってやれなかったのが悔しい」。最後は目を赤くしながら、唇をかんだ。(山崎琢也)

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