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7月11日の高校野球 愛知

2021年7月13日04時00分

 大会4日目の11日は、9球場で2回戦24試合が行われた。蒲郡と豊田がいずれもサヨナラ勝ちで3回戦に進んだ。大会は17日に再開され、2回戦23試合が予定されている。

     ◇

 ベンチ前で相手校の校歌を聞きながら、岡崎東の捕手、渡辺晴紀主将(3年)は涙が止まらなかった。九回に6点差をひっくり返され、まさかの逆転負け。「自分が一番焦っていて、その焦りが投手にも伝わってしまった」。自らを責める言葉が口をついた。

 特に悔やむのが九回、同点とされ、なお2死満塁の場面だ。制球に苦しむ3番手の杉浦鳳斗投手(2年)に2ボールから要求した直球が暴投に。三塁走者の生還を許し、結局、これが決勝点となった。

 「何としてもボールを止めないといけなかった。慎重になりすぎて体がうまく動かなかった」

 元々は内野手。チーム事情で2年春から本格的に捕手に転向した。慣れない守備位置で、配球や送球などを先輩に一から教わることから始まった。昨秋からは主将を務める。「全力でやることがかっこ悪いという雰囲気がチームにあった」。頭ごなしに叱るだけではなく、いいプレーや行動をほめるなどメリハリをつけることを心がけた。チームの雰囲気もよくなり、成績も向上したという。

 平野裕輝監督は「チームのために嫌なことも率先して行う第2の監督のような存在。主将としても捕手としても最後までみんなをよくリードしてくれた」とねぎらった。

 渡辺主将は「必死に努力してきたつもりだったんですけど……。やっぱり結果で残せなかったのが悔しい」。進学希望で野球は高校でやめるつもりだ。「後輩たちには悔しさだけで終わるんじゃなく、この経験を糧に頑張ってほしい」。そう言って、赤くなった目をぬぐった。(仲川明里)

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