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星稜投手が完封勝利 辛勝でこそ光る「理想のエース像」

2021年7月12日15時05分 朝日新聞デジタル

 2年前に全国準優勝した星稜が12日、石川大会2回戦に登場し、1―0で鶴来との接戦を制した。緊迫した試合のなか、エース左腕野口練(3年)が11三振を奪って完封した。

 前日夜から緊張で眠れず、睡眠時間は4時間ほど。落ち着かないまま試合が始まった。

 一回、先頭打者に安打を許したが、次打者を変化球で空振り三振に仕留め、持ち直した。味方は毎回のように好機をつくるが1点が遠い。それでも「こっちも点を取られていないから大丈夫」。辛抱強く、投げ続けた。

 野口にとって、甲子園は格別な思いがある場所だ。2019年夏の決勝カードの再現となった昨夏の甲子園交流試合の履正社(大阪)戦。0―8となった三回、2番手で登板した。強気に内角を攻めて5回1失点。試合を立て直したことで「自信になった」。

 だがこの自信は続かなかった。昨秋、県大会を優勝して臨んだ北信越大会は準決勝で敗退し、選抜大会出場を逃した。

 「最後の夏は甲子園に――」。その一心で、冬場は毎日体幹を鍛えた。制球力が安定し、直球のキレも増した。つらい時は、甲子園の映像を見返して、気合を入れ直した。

 自身が1年の夏、星稜は奥川恭伸(現ヤクルト)を擁して全国準優勝を遂げた。今は同じ背番号1をつけるが、「先輩の番号という印象より、伝統あるチームの背番号1」とクールだ。

 では、理想のエース像は?

 「きょうみたいに、チームが打てなくても簡単に点を取られない投手」ときっぱり。聖地で好投する青写真は描けている。=石川県立(大坂尚子)

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