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「百日ぜき」で転校、野球を断念 夏はスタンドから応援

2021年7月11日18時58分

 日本福祉大付のスタンドには、かつてのチームメートの姿があった。選手たちと同じお守りをかばんにつけて応援していたのは、高本球太さん(17)だ。今年2月まで同校に在学していたが、今は別の通信制高校に通う。

 小学1年で本格的に野球を始め、中学では軟式の全国大会にも出場した。日本福祉大付の選手に憧れ進学。二塁手として練習に励んできた。

 だが、昨年10月、激しいせきが出続ける「百日ぜき」を発症。出席停止のため学校を2カ月間、休まなくてはいけなくなった。

 その後、通学ができるまでには回復したものの、せきは完全には止まらず、「通学中に電車で変な目で見られたり、授業でみんなに迷惑をかけてしまうんじゃないか」と悩む日々が続いた。通学を続けられるのかという不安も感じた。

 結局、通信制の高校への転校を決意。大好きだった高校野球も諦めた。「本当は3年間、野球を続けたかったです」と今でも悔しさをにじませる。

 でも、今も思いはチームと共にある。6月に学校で行われたメンバー発表には、チームと一緒に参加した。高本さんは手作りの千羽鶴を贈り、マネジャーからは、選手とおそろいのお守りをもらった。

 「2年間お世話になったので、自分にできることは応援しかない」と試合があると球場へ駆けつける。百日ぜきは4月に治り、自分も再び野球に携わりたいという思いも抱く。この日、日本福祉大付はコールド勝ち。長い夏になることを願って、「これからも精いっぱい応援します」とはにかんだ。(松山紫乃)

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