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7月10日の高校野球 富山

2021年7月11日04時00分 朝日新聞デジタル

 富山大会は10日、県内4球場で1回戦8試合があり、甲子園を目指す43チームの熱戦が始まった。南砺福野や桜井はコールド勝ち、富山北部・水橋、高岡龍谷は接戦を制して2回戦へ勝ち進んだ。11日は2球場で、1回戦3試合が予定されている。

     ◇

 7点差がついた五回裏。「何とか塁に出たい」。追い込まれた4球目。守田寛泰君(3年)が夢中でバットを振り抜くと、打球は中前に抜けていった。「よっしゃー」。一塁上で、思わず拳を突き上げた。

 体を動かすことが好きで、小学生の時は陸上と柔道で全国大会に出場したこともある。中学では柔道一筋で、野球には縁がなかった。高校に入り、新しいスポーツをやってみたいと感じた。ルールも知らなかったが「難しいからこそ挑戦しがいがある」と野球部への入部を決めた。

 最初はまともに打つことや投げることすら出来なかった。みんなに追いつくため、誰よりも早くグラウンドに出て練習を続けてきた。そんな守田君に、チームメートはプレーの基礎を丁寧に教えてくれた。同じ中学だった谷川英太郎君(3年)は全体練習が終わった後も、居残り練習に付き合ってくれた。持ち前の運動神経の良さもあり、新チームになってからは、外野手のレギュラーとなった。

 七回裏。点が入らなければコールド負けの場面。2死から谷川君がチーム初の長打を放ち、守田君に打順が回ってきた。「谷川なら自分に回してくれると信じていた」。気合を入れて打席に入ったが空振り三振。最後の打者になったが、悔いはなかった。

 試合後、伊藤斎監督は「経験が少なくても努力でカバーすることを見せてくれた」とねぎらった。守田君は「今度はまた別のスポーツをやってみたいですね」と笑顔を見せた。(井潟克弘)

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