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7月10日の高校野球 山梨

2021年7月11日04時00分 朝日新聞デジタル

 前日の雨は上がり、夏らしい日差しの中、待ち望んだ山梨大会が10日、2年ぶりに開幕した。昨年、先輩たちは大会すら目にすることができなかった。今年は夏の甲子園への切符をかけて、全力プレーを繰り広げた。離されても必死に食らいつき、土まみれになりながら、大好きな野球ができる喜びをかみしめた。11日は山日YBS球場(甲府市)で2回戦3試合が予定されている。

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 中学時代バッテリーを組んでいた友人が前日、自宅に来た。富士学苑の河村大翔投手(3年)で、同じ10日に北麓球場で試合がある。「お互いに勝ち上がって対戦しよう」。ともに勝ち上がり、準々決勝で対戦することを楽しみにしていた。

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 山日YBS球場で自分たちが戦ったのは、昨秋の県大会で敗れた駿台甲府。リベンジに向け、相手チームのデータを集めて研究して臨んだ。

 初回、自身の犠飛で先制するも五回に勝ち越された。副主将でもあり「チームを盛り上げるのは自分の役割」と声を上げ続けた。

 七回裏2死一、三塁の場面で痛恨の一球。スライダーを要求したつもりだったが、天野朝陽(あさひ)投手(2年)が投げたのはストレート。それも大きくそれて捕球できず、その間に得点を許した。公式戦で失点につながるような大きなミスは初めてだった。直後、天野投手とともに交代し、三塁コーチャーとして最後まで声を出し続けた。試合後、「自分のミスでみんなに申し訳ない」と涙が止まらなかった。

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 富士学苑の河村投手とは、新型コロナの影響で部活動ができなかった期間、一緒にキャッチボールなどをして練習を続けた。この日、富士学苑は大量得点で勝利した。

 「あいつ(河村投手)には自分の分も優勝目指して頑張ってほしい」。思いはライバルに託した。(玉木祥子)

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