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7月10日の高校野球 愛知

2021年7月11日04時00分

 愛知大会は3日目の10日、県内9球場で1、2回戦25試合があった。創部3年目の新城有教館は半田商を5回コールドで破り、夏の大会初勝利。至学館は中部大一との強豪対決を制し、2回戦へ駒を進めた。大会4日目の11日は、2回戦24試合が予定されている。

     ◇

 創部3年目の新城有教館がコールド勝ちで、待望の夏1勝をつかんだ。

 投打でチームを引っ張ったのが藤原大成選手(3年)だ。4番打者として、5点リードの四回1死二塁、右越え2ランを放った。ベンチから「大成、最高!」などと声が飛ぶなか、ダイヤモンドを一周した。

 今夏に間に合わないかもしれない。そんな不安と闘ってきた。春の県大会を控えた3月中旬、練習中に右足を痛めた。肉離れと診断され、「最低でも1カ月は安静にするように」と医師から告げられた。

 「けがをして大会に出られない悔しさもあったけど、チームに迷惑をかけた自分がふがいなかった」

 リハビリ中はグラウンド整備など裏方に徹した。練習参加は5月に入ってから。「少し走っただけでしんどくなるなど体力の低下を感じた。(右足の)筋肉が落ちて両足で太さが違っていたのもショックだった」という。焦る気持ちを抑え、「できることから」と筋トレなどの練習をこなし、調整してきた。

 この日は2番手投手としても活躍。四回無死一、三塁のピンチの場面で救援し、2者連続で三振を奪うなど無失点で切り抜けた。杉浦聡監督は「走攻守そろった選手」と目を細める。

 新城と新城東が統合して2019年に開校した同校。球場には新城東から受け継いだ校歌が流れた。藤原選手は「念願だった夏の1勝ができてうれしい。ただ、今日はあくまでスタートライン。ここで満足せず、さらに上を目指す」と次を見据えた。(仲川明里)

     ◇

 同じ「トヨニシ」の呼び名で親しまれている両校の対決は、延長十回、二死満塁からの押し出しで幕を閉じた。敗れた豊橋西の成沢光稀主将(3年)は「君のせいじゃない。来年は頼むぞ」と、好投を続けていた星川倫輝(ともき)選手(2年)に声をかけた。

 相手は春の選抜出場経験がある豊田西。主力に2年生が多い豊橋西にとって強敵だ。中学で野球から離れていた成沢主将も、部員不足を心配する林泰盛監督に誘われて高校で野球部に入った。気持ちの強さを見込まれ、昨冬に退部した同級生の前主将の後を引き継いだ。試合前に「トヨニシといえば豊橋西だと野球ファンに言わせてやろう」とチームで誓った。

 試合は点を取り合う展開に。10―10で延長に入る互角の戦いだったが、最後は豊田西に敗れた。

 1番打者として6打席で5回出塁した成沢主将。「3年も2年も一体になって、負ける気がしなかったが、やっぱり相手が少し上だった」と振り返った。林監督は「成沢のおかげで、今のチームがある。胸を張ってほしい」とねぎらった。(本井宏人)

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