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7月10日の高校野球 新潟

2021年7月11日04時00分

 第103回全国高校野球選手権新潟大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)が10日、開幕した。甲子園出場を目指し、84校74チームが2年ぶりの熱戦を繰り広げる。新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアム新潟では開会式の後、1回戦2試合が行われた。

     ◇

 七回表2死走者なし。この回、点が取れなければコールド負けの場面。連合チーム正徳館・栃尾の主将で4番の中村周生(3年、正徳館)は、打席でまっすぐ投手を見据えていた。4球目を振り抜くと、打球は中前に。この日2本目の安打で意地を見せた。

 昨夏に先輩2人が引退、部員は1人になった。強みの打撃を磨くためにバットを振り続けた。1年生2人が加わったが、今夏は栃尾との連合での参加となった。他部からの助っ人以外では唯一の3年生としてチームを引っ張った。

 予想していなかった選手宣誓も務めることに。驚きのあまり何を言えばいいのか分からなかったが、先輩たちの昨夏の悔しい思いを込めると決めた。「大舞台」での宣誓を終え、自信を持って試合に臨んだ。

 七回の打席は、仲間がつないでくれた。六回表で8点差、このままでは七回コールド負けとなる。連合チームの石田憲監督が「1人でも塁に出れば、七回に4番の中村にまわる」とベンチで呼びかけた。

 六回2死、9番・本間智弥(ともや)(1年)は「恩返しのため、僕が絶対塁に出る」と打席に。中村から教わった通りに球を見極め、粘って四球をもぎ取った。

 チームはコールド負けとなったが、「最後に打てて悔いはない。支えてくれた周りの人に感謝したい」と中村は涙をぬぐった。(小川聡仁)

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