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「あの日、私たちは…」 受け継がれる選手宣誓の言葉

2021年7月9日13時49分 朝日新聞デジタル

 甲子園へと駆け上がる夏の大会が2年ぶりに戻ってきた。第103回全国高校野球選手権宮城大会は8日、楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)で開会式があった。長引くコロナ下でも練習を積み上げてきた71校66チームが堂々と行進。その後、1、2回戦の3試合があり、仙台育英が初戦を突破した。

 「あの日、私たちは多くのものを失いました」。そう選手宣誓を始めた石巻工の永沼賢人主将(3年)が意識したのは、「つなぐ」ということだった。

 震災翌年の春、甲子園で宣誓に立ったのは当時、同校主将だった阿部翔人さん。被災者の一人として「人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくてつらいこと」と明かした。今春のセンバツで宣誓した仙台育英主将も継いだ。

 この言葉を「絶対に入れたい」と臨んだ。

 永沼主将も自宅が被災。10年を経た今も苦しみを抱えた人がいて、昨年からのコロナ禍もある。「奪われた時間は元に戻すことはできません」とし、その苦しみを重ねた。

 ただ、気づきも得た。「当たり前だと思っていた日常は、誰かの努力や協力で成り立っている」。感謝を口にし、諦めないプレーを誓うと、会場からは温かい拍手が送られた。(武井風花)

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