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3姉妹で受け継ぐマネジャー 願うのは2年ぶりの勝利

2021年7月10日16時09分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権石川大会に出場する金沢錦丘(金沢市)でマネジャーを務めるのは、3年の本多あすかさん(18)と1年の桃花さん(15)の姉妹だ。2人はかつて同じ部でマネジャーを務めた長女渚さん(21)の姿に憧れ、今の場所にいる。19年春以来の公式戦勝利を目指すチーム。新旧マネジャー3姉妹はこの夏、それぞれの場所で勝利を願う。

 渚さんは、中学3年生だった2014年夏、石川大会決勝の星稜対小松大谷戦で、8点リードされた星稜が九回裏に一挙9点をあげ劇的なサヨナラ勝ちした試合をテレビで目撃し、「選手たちの姿が輝きすぎていた。私もこんな場所にいたい」と決意。金沢錦丘の野球部で、2015~17年にマネジャーを務めた。

 グラウンドの選手に声援を送りつつ、スコアを付けたり、クールダウン用の氷を準備したりして選手らをサポートする渚さん。金沢錦丘のOBで野球好きの父康人さん(54)に連れられ、週末の練習試合を観戦してきたあすかさんと桃花さんは、その姿にあこがれた。

 次女のあすかさんは「選手が練習後に食べる補食のレパートリーを増やすこと一つをとっても、何事も選手のために行動できるすごい姉です」と語り、三女の桃花さんは「自分の決めたことは最後までやり切る姉はかっこ良かった」と言う。2人は中学校までバドミントン部。「まさか3姉妹でマネジャーになるとは。けれども大好きなチームをみんなで支えられてうれしいです」と長女の渚さんは言う。

 自宅でもチームの会話で盛り上がる3姉妹。康人さんと母明子さん(46)は3人をこうたとえる。

 「投手に例えると、思ったことはずばっと言い、すぐに行動に移す渚は直球の速い本格派。選手たちに寄り添い話をよく聞いてあげるあすかと、練習や補食などの準備を計画的にこなすしっかり者の桃花は柔軟にチームをサポートする技巧派じゃないですか」

 ただ新型コロナの影響で、昨夏の大会は中止に。代替の県独自大会は開かれたが「甲子園という大きな目標がなくなり、選手もマネジャーもつらかった」(あすかさん)。感染拡大防止のため、あすかさんはベンチ入りできず、アナウンスをしながらチームの勝敗の行方を見守った。

 2年ぶりの大会では、あすかさんは記録員としてベンチ入りし、桃花さんはスタンドから応援する。卒業後に看護師として働く渚さんは、仕事で初戦は観戦できないが「2回戦は休みなので絶対勝ってもらわないと」とエールを送る。

 チームは19年春季石川大会以来の公式戦勝利を目指す。あすかさんは「マネジャーの仕事を一から教えてくれた姉には成長した姿を、妹には先輩としてのかっこいい姿を見せたいです」とはにかんだ。(岡純太郎)

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