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43チーム、夢見た夏 高校野球富山大会で開会式

2021年7月8日09時00分

朝日新聞DIGITAL

 第103回全国高校野球選手権富山大会(朝日新聞社、富山県高校野球連盟主催)の開会式が7日、富山市民球場(富山市下飯野)で開かれた。今年は43チーム、45校の選手が参加し、県内5球場で熱戦が繰り広げられる。試合は10日から始まり、29日に同球場で決勝を予定している。

 開会式は午後3時半ごろから始まった。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場行進をとりやめた。スタンドでは、入場が認められた、いずれも3年生の保護者と控え部員らが見守った。

 一昨年にあった第101回大会の優勝校、高岡商の林蓮太郎主将(3年)が優勝旗を返還。県高野連の田中宏育会長は「自分を信じて、グラウンドでともに汗を流した仲間を信じて、持てる力のすべてを尽くして戦って下さい」とあいさつ。朝日新聞富山総局の野中一郎総局長が「感謝の気持ちを忘れず、あこがれの舞台を目指してすがすがしいプレーをみせてください」と激励した。(井潟克弘)

     ◇

 「コロナの影響で、いまもなお最前線で働く方や、大変な思いをしている方々がおられます」

 見えないところで支えてくれている人たちへの感謝。つらい思いをしている人たちに元気を届けるプレーをするという意気込み。石動の沼田慶太郎主将(3年)は、選手宣誓にそんな思いを込めたという。

 10人の同級生や監督らと言葉を練り、内容が固まったのは5日の放課後。その後、部員や先生らの前、風呂や布団の中で繰り返し口にして頭にたたき込んだ。

 本番では一瞬、言葉が飛んだが、慌てず思いの丈を伝え切った。「自分の言葉で大会が始まる。縁起がいい。最後も自分たちが勝って終わりたい」。昨夏、1点差で届かなかった優勝に向け、幸先のいいスタートになった。(竹田和博)

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