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「お前がいたから」「いい主将やった」 仲間の言葉に涙止まらず

2021年7月6日15時18分 朝日新聞デジタル

 第103回全国高校野球選手権大分大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)が5日開幕し、1回戦3試合があった。大分雄城台は中津南に終盤で逆転し、接戦を制した。別府翔青も、後半の猛攻撃で国東に逆転勝ちをおさめた。三重総合は、宇佐産業科学にコールド勝ちした。

     ◇

(5日、高校野球大分大会 大分雄城台3―2中津南)

 試合終了のサイレンが響くと、三塁側ベンチから、選手が一斉に走り出し整列した。先頭に立つ中津南の栗林涼介主将(3年)は、すがすがしい表情を見せていた。

 中盤までは試合を優位に運んでいた。「3投手で継投することは当初から決めていた。これがうちのスタイル」と西田興嗣監督。1点リードして迎えた八回裏、3番手のエース那須月光(ひかり)投手(同)の球筋が乱れだし、相手打線に捕まった。西田監督は「開幕試合という緊張感、疲労感もあったかもしれない」。

 コロナ禍で練習試合もできない中、チームをひっぱってきたのが栗林主将だ。球場から出たとき、試合直後のすがすがしい表情は消え、泣き崩れた。同級生から「お前がいたからやってこられた。いいキャプテンやった」と言われ、涙がとまらなくなったという。

 横で支えていたのは野上裕司選手(同)。小学1年から一緒に野球をやり、12年間、同じチームで成長してきた。野上選手は「チームが苦しい時、立ち上がらせてくれた。キャプテンがいなければ、こんな戦いはできなかった」と言う。

 「力は出し切り、悔いは全くない。ただ、仲間からの思いがけない言葉がうれしくて」。春までは「こんな試合はできなかった」というチームをここまで引っ張ってきた主将の夏は、仲間の思いに触れた喜びとともに幕を閉じた。(倉富竜太)

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