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70キロ離れても「二つで一つ」 連合チームで今大会初勝利

2021年7月6日15時04分 朝日新聞デジタル

 (5日、高校野球長野大会 辰野・阿南13―8大町岳陽)

 第103回全国高校野球選手権長野大会(県高野連、朝日新聞社主催)は5日、2球場で1回戦3試合があった。中野立志館は上伊那農にサヨナラ勝ちし、辰野・阿南は連合チームで今大会初勝利。6日はしんきん諏訪湖スタジアムで2試合を予定している。

    ◇

 四回、2点をリードされた辰野・阿南のマウンドに、それまで遊撃を守っていた主将の小松藍斗(3年)が上がった。三回まで投げたエースの後藤飛鳥(同)が5失点。「絶対に流れを向こうに渡さない」と思って小松は直球を主体に投げ込み、この回から3イニング連続無失点で試合の主導権を握った。

 小松が辰野の、後藤が阿南の主将だ。春から連合チームとなり、選手は辰野が7人、阿南が8人。昨年秋、辰野は野球部以外からの「助っ人」の力を借りて単独チームで公式戦に出場したが、「補い合えることを生かして勝利にこだわりたい」(小松)と考え、タッグを組んだ。

 とはいえ、70キロ以上離れた両校。片道約1時間半、学校のマイクロバスや保護者の車で行き来し、合同練習は週末のみ。限られた時間を、複数選手で塁間の走者をアウトにする挟殺プレーや、外野から内野に中継する送球など、連係した守備の練習に割いてきた。

 チーム全体の主将は小松が担い、ミーティングのまとめ役は後藤。違う学校同士の意思疎通が課題だと後藤は感じてきた。3年生が練習中に積極的に話しかけるように意識すると、下級生も雰囲気に慣れてきた。

 成果を発揮したのが、この日の七回の守備だ。1死満塁のピンチに適時中前安打で1点は許したが、中堅手小坂康馬(2年)の送球で、二塁走者は本塁でアウトに。その後、塁間に飛び出した相手走者を、三塁手上垣巧(3年)が二塁側に追い込んでアウトにした。

 連合チームのことを「どっちが上とかはなく、二つで一つ」と小松はいう。今大会で、連合チーム初勝利。それでも後藤は満足せず、「次も投げたら完投を狙う」と高みをめざした。(高億翔)

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