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最後の投球に「すげえな!」 走者許さない主将に沸いた

2021年7月5日14時54分

 

(5日、高校野球南北海道大会 立命館慶祥5―1札幌藻岩)

 地区大会最終日となる4日は8地区で代表決定戦15試合が行われ、南・北北海道大会に出場する32校が出そろった。函館では延長タイブレークで知内が勝利。空知でも延長タイブレークの末に滝川が接戦を制した。十勝では延長十一回に帯広大谷がサヨナラ勝ちを決めた。2年ぶりの夏の甲子園を目指す南・北大会は8日に組み合わせ抽選会があり、北大会は15日、南大会は17日に開幕する。

     ◇

 「すげえな!」。チームメートからそう言われる投球を、札幌藻岩の主将石橋純樹投手(3年)は見せた。5回を投げ、一人の走者も許さなかった。敗れたが、「やりきった」と充実した表情を見せた。

 5点をリードされた四回に登板。追加点を許せばコールド試合になる可能性もあった。それでも「どこか楽しんで投げられた」。打たれても仕方ないと、開き直って堂々と投げた。三者凡退に抑えベンチに戻るときも、唇をきゅっと結び冷静だった。

 5奪三振で、残りは味方の堅守にも助けられた。「甘い球を打たれても、味方がしっかり捕ってくれた」。味方が捕球したあとは、毎回その方向を向いて頭の上で両手をたたき、笑みを浮かべた。

 自分でも驚くほどの好投に、ベンチも沸いた。昨夏の独自大会後に就任した石山智也監督は、試合後「今まで見たピッチングの中で一番よかった。予想外だった。試合の中で成長してくれた」と、目を涙にぬらしながら語った。

 チームの目標は「応援したくなるチーム」。主将として選手たちに、あいさつや全力疾走の徹底を促してきた。「最後の大会でたくさんのお客さんに直接見てもらえて、すごく楽しかった」。試合後スタンドに大声で「ありがとうございました」と頭を下げた選手たちに、スタンドからは大きな拍手が送られた。

 卒業後は教師を目指して進学する予定だ。体育の教師になりたい。「スポーツが好きだから」。そう言い切った。(川村さくら)

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