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ゴミ拾いで広げた「気付き」の力 ピンチ救う挟殺プレー

2021年7月4日09時03分 朝日新聞デジタル

 (3日、高校野球兵庫大会 兵庫農7-5星陵)

 同点に追いつかれた三回裏、さらに1死、一、三塁のピンチを迎えていた。

 兵庫農の主将で遊撃手の福村圭祐(けいすけ)君(3年)は、次の打者が放ったゴロを捕球した瞬間、気づいた。「三塁走者の動きが怪しい」

 とっさに三塁へ送球し、挟殺プレーでアウトに。相手に勝ち越しを許さず、次の四回表に逆に1点勝ち越すと、五回表にも3点を加点して突き放した。

 視野を広げる「気付きトレーニング」が生きたプレーだった。

 このトレーニング、実はごみ拾い。小西敏史監督が就任した8年前に採り入れた。コロナ禍で機会が減るまでは月2回ほど実践し、福村君も1年春から参加してきた。

 朝7時すぎ、部員全員でポリ袋とトングを片手に学校を出発し、学校周辺や最寄り駅近くでゴミを拾う。

 「最初は意味が分からなかった」と福村君。でも、草むらのペットボトル、歩道橋の下に捨てられた傘を見つけると、これまで気がつかなかった場所にも目が行くようになった。

 1年秋には効果を感じた。ただ打球を追っていた頃とは違い、周りの選手の動きをみて、ベースカバーが出来るようになっていた。「視野が広がって、プレーに生きているな」

 この日は開幕試合特有の緊張感があった。仲間の動きを確認せずに送球してしまった場面は反省点だ。ひとまず初戦突破。「次も『気付き』で頑張りたい」と意気込んだ。(西田有里)

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