スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

夏の高校野球茨城大会の注目選手は 高野連役員が語る

2021年7月2日09時00分 朝日新聞デジタル

 ■茨城県高野連座談会

 98校90チームが出場する第103回全国高校野球選手権茨城大会が8日、開幕する。茨城県高校野球連盟の榎戸努専務理事の司会で、連盟役員に四つのブロックの見どころについて語ってもらった。(構成・佐々木凌、西崎啓太朗)

 ■Aブロック

 榎戸 常総学院は昨秋関東大会で準優勝し選抜に出場。1回戦を突破した。今春の関東大会もベスト4に入り、頭一つ抜けている。他のシード校も霞ケ浦は投手力が高く、土浦日大も力がある。このあたりが勝ち上がると面白い。

 竹本 近年甲子園に出場している常総学院、霞ケ浦、土浦日大が入ったので激戦区になるのでは。

 長沼 県西地区で期待しているのは、つくば秀英。秋の県大会で常総学院に0―1のゲームがあった。春の県大会では好投手の山本君のけがもあって初戦敗退だったが、秋のリベンジを期待したい。

 佐藤 県北はシードの茨城キリストに加え、県大会出場の太田一や珂北大会優勝の多賀にも力がある。

 海老沢 2回戦の鉾田二対鹿島は水戸地区同士。鉾田二は遠峰君、山口君を中心に投手力のチームで、鹿島は打力のチーム。楽しみな対戦だ。水戸葵陵は未知数だが、下級生が中心のチームで、波に乗ると力を発揮できるのでは。

 後藤 常総学院の戦力が揺るぎないが、大川君に加え、春の関東大会でベンチから外れた秋本君がどれくらい復調するか。多賀は、エース神永君ら昨夏常総学院を破ったメンバーが多く残り、どのように絡んでくるか注目したい。

 ■Bブロック

 後藤 水城の投手力は抜けている。だが総合力のある藤代をはじめ、このブロックに集まった県南地区のレベルの高いチームが、どう絡んでいけるかが注目どころ。

 海老沢 水城に期待。投手の樫村君は最速150キロを記録し、2番手投手も育ってきた。打線も秋の大会よりつながりが出てきており、盤石か。水戸啓明は投手の湖口君を中心に春8強入り。2年生が中心だが、(元広島カープの)紀藤監督がチームを盛り上げており、あなどれない。

 竹本 藤代は左腕羽田君、右腕岡野君を中心に投手力が高い。つくば国際大には勢いがあり、東洋大牛久もあなどれない。取手二は1年生から経験豊富な選手が多く、注目したい。

 佐藤 日立北は、春の県大会で初戦突破した経験を生かして勝ち進んで欲しい。科技学園日立、日立商、佐和もまとまりがある。

 長沼 水城、藤代の優位は揺るがないのでは。三和、総和工、鬼怒商は部員が少ないが、一生懸命取り組んでいる。結果を残してくれれば。

 榎戸 このブロックは伏兵が出てきそう。取手二、竜ケ崎一、つくば国際大、東洋大牛久などレベルが高い県南のチームも多く、番狂わせの可能性もある。

 ■Cブロック

 竹本 県南の石岡一も含め、常磐大、明秀日立、水戸商とシード校の中でも強豪が集まった。激戦になるのでは。石岡一は春に鹿島学園を倒した。非常に楽しみ。

 海老沢 (自身が監督を務めているため)手前みそだが、常磐大は主軸となる投手がいない中、継投と攻撃力で春の県大会準優勝。木村君は通算本塁打数が30本強。シード校にも力のあるチームが入ってきた。水戸商は大友君、熊谷君、平山君と、投手力が非常に高い。水戸桜ノ牧のエース竹江諒君が、骨折から復調してどんな投球を見せるか楽しみ。

 長沼 県西地区では、古河三に期待。復帰した田嶋監督の「田嶋マジック」を見せて欲しい。水海道一の伝統ある野球にも注目。

 後藤 明秀日立の飯田君は大会ナンバーワン左腕。春の県大会で、常総学院を最後まで苦しめた。石岡一は、右の好投手が2人いるので、失点は計算できる。

 佐藤 明秀日立はここ最近、「もう少し」というところで勝ち切れていない印象。珂北大会で茨城キリストを破った那珂湊、伝統校の日立工、総合力のある勝田工にも注目したい。

 榎戸 シード校がどこも、力のあるチームで、四つのブロックで一番の混戦になるのでは。

 ■Dブロック

 後藤 昨秋の県大会で優勝した鹿島学園が能力では抜けているが、下妻二が勝ち上がれば鹿島学園にとって初戦なのであなどれない。2回戦で当たる可能性がある下妻一と土浦湖北は、昨秋の県大会で五分の戦いを見せた。岩瀬日大、水戸一は春の勢いがどれだけ夏につながるか。

 竹本 県南地区で注目は土浦湖北。昨夏の独自大会でも1位になり、勢いがある。取手一と土浦三もあなどれない。

 海老沢 鹿島学園に期待したい。エースの薮野君は制球が非常によい。水戸一は、140キロ近くの速球を投げる石井君を中心に、春の県大会で4強入り。勝ち上がる可能性は十分ある。

 長沼 下妻二は昨秋、鹿島学園相手に接戦を演じた。若いチームで、3年生と下級生がうまく融合してくれれば逆転もありうる。境の金森君は安定した投球ができ、打撃は主軸の永藤君が原動力。

 佐藤 日立一はここ数年夏の大会で結果が出ていないが、今回は戦力が整っていると思うので、期待したい。太田西山は単独チームになって初めての夏。精いっぱい戦ってほしい。

 榎戸 鹿島学園が堅いが、土浦湖北や取手一といった実力校次第では、波乱が起きるかも。

     ◇

 榎戸 地区のバランスが多少偏った気がするが。

 海老沢 水戸地区はAブロックとCブロックにチームがたくさん入った。

 竹本 県南は常総学院を筆頭にA、Bブロックに固まった。

 佐藤 県北はA、Cブロックにそれぞれ6チーム。

 長沼 県西は連合チームも含めて9チームがDブロックに固まっている。

 後藤 春秋の戦績に基づいて選出されているシード校は、比較的バランス良く配置されているのでは。

 榎戸 打撃力より投手力に自信を持つチームが多い印象。打線は水物なので、投手力のいいチームが勝ち上がるのでは。思い出に残る素晴らしい大会になることを願っています。

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ