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今大会を振り返って 全国高校野球選手権岐阜大会

2021年8月1日09時00分

 第103回全国高校野球選手権岐阜大会(岐阜県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は、春の選抜大会に出場した県岐阜商が9年ぶり29回目の夏の甲子園出場を決め、幕を閉じた。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止になり、2年ぶりの開催となった今大会を振り返る。

 「生涯の記憶に残るいい試合」(鈴木健・県高校野球連盟会長)となった決勝を制した県岐阜商は、エースの野崎慎裕(のりひろ)投手(3年)だけでなく、2年生を含む投手5人で今大会を乗り切った。打撃も、チーム通算6本塁打のうち3本をたたき出した4番の高木翔斗主将(3年)を中心に、上位から下位まで振れていた。

 36年ぶりとなる夏の「岐商」頂上対決で3―4と惜敗した市岐阜商も、投手陣が安定していた。エース高橋知亜投手(3年)は全6試合に登板。4失点33奪三振と大会を通じて好投した。佐藤孝昭主将(3年)や決勝で先発投手も務めた田近優太選手(3年)は打撃でチームをもり立てた。高橋投手は試合後に幼なじみの県岐阜商の高木主将に「俺たちのぶんも甲子園で頑張ってくれ」と託した。

 昨夏の独自大会を制した大垣日大は、準決勝で市岐阜商に惜敗。5試合で61安打47得点と圧倒的な打力を見せた。岐阜各務野は念願だった初の4強入り。自主性を育んだ選手たちが練習メニューを考え、取り組んできたことが実を結んだ。

 早めに姿を消す強豪校もあった。春の県大会で優勝し、2年前の夏の甲子園で4強入りした中京は、ノーシードの多治見工に初戦で敗れた。今春の県大会で4強だった大垣商は、延長十四回、タイブレークで池田に敗れた。プロ注目の阪口楽(うた)投手(3年)を擁する岐阜第一は、4回戦で海津明誠に惜敗。春の県大会と今大会ともに4強入りしたのは、準優勝の市岐阜商のみ。ずば抜けたチームは見当たらず、各校の力が拮抗(きっこう)していた。独自大会を除けば夏に通算1勝の加茂農林が、初めての16強入りを果たし一気に8強に食い込んだ。8強に公立7校が占めたのも印象深かった。

 新型コロナの感染拡大防止策で、今大会は一般の観客は入場できず、学校関係者のみを対象に有観客で開かれた。大きな声援は禁じられたが、メガホンをたたいての応援や、事前に吹奏楽部などが録音した音源を流すことは認められた。球場に応援歌が流れると、十分とはいえないものの「いつもの夏」が戻った大会だった。(佐藤瑞季)

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