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6月30日の高校野球 北海道

2021年7月1日04時00分

 30日は小樽地区も開幕し、計20試合が行われた。小樽の開幕試合では小樽潮陵が勝利。札幌では大麻が延長戦の末に粘り勝ちし、選抜出場の北海はコールドで初戦を突破した。室蘭では春季道大会準優勝の北海道栄が、最後の単独出場となる見通しの伊達緑丘を下した。十勝では北大会常連の白樺学園が初戦で敗退した。1日は8地区で22試合が行われる。

     ◇

 五回表、1死。たった1人の月形の部員として、砂川、夕張との連合チームで出場した山本日向選手(3年)は、夢中でバットを振った。打球は詰まった二塁ゴロでアウト。この回でコールド負けに終わった。

 中学時代はサッカー部。高校でもサッカーをやるつもりだった。だが、進学した月形にはサッカー部がなく悩んでいると、同級生が野球部に誘ってくれた。

 1年の夏が終わり先輩が引退し、部員が一気に減った。2年の秋には誘ってくれた同級生と2人になった。今年2月、その同級生も退学してしまい、たった1人になった。

 一人きりの練習は「つらかったが、やめようとは思わなかった」。平日は友達や佐々木慎也部長に手伝ってもらい、トスバッティングなどを行い、連合のメンバーで集まる週末は守備練習などに励んだ。

 最初は人見知りしていたチームメートも、時間が経つにつれ、先生やテストの話で盛り上がったり、あだ名で呼び合ったりする間柄になった。1人では練習できない守備の連係プレーができると、「一緒に頑張る仲間がいる」と思えた。

 実力あるクラーク国際との対戦。目標のヒットは打てず、守備でのミスもあった。それでも連合のメンバーは「頑張っていこう」と最後まで声をかけてくれた。「みんなの声が励みになった。大変なこともあったけど、最後まで野球を楽しめた」。秋から部員はゼロになる。引退後も、野球が好きな人を見つけたら部に誘ってみるつもりだ。(佐野楓)

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