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静岡の育成功労賞、塩川光史さん受賞 富士宮北監督

2021年6月28日10時37分 朝日新聞デジタル

 日本高校野球連盟と朝日新聞社が、高校野球の発展と育成に尽くした指導者に贈る「育成功労賞」に、静岡県内から富士宮北監督の塩川光史(みつし)さん(58)が選ばれた。掲げ続けた「文武両道」を目指す指導が高く評価された。

 塩川さんは高校3年だった1980年、同校野球部の遊撃手として選抜高校野球大会に出場。日本体育大に進み、卒業後、89年に教員として母校の富士宮北に赴任した。その後、吉原工や沼津商などを経て、2017年から再び富士宮北で勤務している。

 最初に赴任した時から野球部監督に就任。以後、監督や責任教師として約29年間、野球部の指導にあたってきた。

 その中で塩川さんが目指したのが、野球に打ち込んだ上で進学もめざす、文武両道の指導だ。きっかけは自らが大学へ進学した時の体験から。

 「大学では地元では出会わない人と会え、出来ない経験ができた。生徒にも色々な経験をしてほしいと思ったし、部活動で生徒の選択肢を狭めたくなかった」

 部活で疲れ果て、授業時間を睡眠にあてるような生活ではだめだと練習時間も見直した。自らが現役だった頃はナイター照明の下で夜9時すぎまで行っていたが、原則7時半までに短縮。生徒の学習時間、睡眠時間を確保してきた。

 その成果もあり、昨年度卒業した3年生24人のうち、10人以上が大学に進学。明治大や駒沢大などで学んでいる。

 そんな塩川さんを慕い、自身の子どもを同校の野球部に入れる教え子もいる。今年も1年生から3年生まで6人が、かつて指導した卒業生の子どもだ。週末には練習に顔を出し、指導を手伝う卒業生もいる。育成功労賞に選ばれたことが公表された7日以降、卒業生から祝福の電話やメールが数多く届いた。「これまでの取り組みが評価されたことはうれしい」と話す。

 もちろん文武両道を掲げるからには野球部の指導にも力を入れる。学生の学習時間を確保する一方で、練習と練習の合間に体幹トレーニングを取り入れるなど、短時間で効率的な練習を心がける。

 同校は自身が出場した80年以降甲子園出場がない。「やるからには頂点を目指す。この学校で、もう一度甲子園の土を踏みたい」(山崎琢也)

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