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最激戦区の愛知、「私学4強」を中心に群雄割拠の夏

2021年6月26日14時00分

朝日新聞DIGITAL

 ■朝日新聞ポッドキャスト 音でよみがえる甲子園

 (103回地方大会展望 愛知)

 夏の愛知は、群雄割拠だ。最激戦区と言える。

 今春の選抜大会4強の中京大中京、春の県大会を制した愛工大名電、東海大会準優勝の享栄、一昨年の選抜で優勝した東邦の「私学4強」は、いずれも戦力が充実する。

 中京大中京の最速151キロ右腕、畔柳(くろやなぎ)亨丞(きょうすけ)(3年)は6月中旬の東海大相模(神奈川)との招待試合で先発し、立ち上がりから150キロの直球を連発。選抜王者を相手に3回無失点と好投した。選抜準決勝の明豊(大分)戦で救援登板した際に腕の違和感を訴えて途中降板したが、プロ12球団のスカウト陣が集まった中で復調ぶりをアピールした。

 3年ぶりの甲子園を狙う愛工大名電は1年時から活躍する田村俊介(3年)が投打の柱。本職は投手で140キロ台中盤の直球が魅力の左腕だが、春の県大会1回戦では、珍しい「左投げの三塁手」として先発出場し、打撃でも活躍した。この日は打球は飛んでこなかったが、夏も異色の二刀流が見られるかもしれない。

 1995年を最後に夏の甲子園から遠ざかる享栄は、2018年秋に就任した大藤敏行監督のもと力をつけてきた。大藤監督は09年に中京大中京の監督として全国制覇の経験があるが、「今年のチームはその時よりも力がある」ときっぱり。肥田(ひだ)優心(ゆうしん)(3年)、竹山日向(ひゅうが)(3年)ら150キロ前後の直球を投げる本格派がそろい、エースナンバー争いは激しい。丸刈りを廃止して長髪OKに。野球外でもチーム改革を進める。

 東邦は打力が自慢。鈴木唯斗(ゆいと)(3年)、上田琉久(りゅうく)(3年)らは勝負強く、広角に長打を打てる。

 ほかにも、中京大中京に公式戦で2度勝った星城や、プロ注目の剛腕、遠藤泰介(たいすけ)(3年)を擁する公立の刈谷にも注目だ。(仲川明里、山口裕起)

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