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夏の高校野球埼玉大会、組み合わせ決まる 7月9日開幕

2021年6月17日09時51分

 第103回全国高校野球選手権埼玉大会(埼玉県高野連、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が16日、さいたま市民会館おおみやであり、出場160校149チーム(連合6チーム含む)の組み合わせが決まった。7月9日に県営大宮球場で行われる開幕試合は東農大三―川越南。決勝は同27日の予定で、県内9球場で熱戦が繰り広げられる。

 また観客の入場について、1、2回戦は学校関係者のみ、3回戦以降は一般客も入場可とする方針が決まった。入場料は1千円。昨年度、大会中止や無観客開催が続いたことや、今年度も入場制限などによる減収によって大会運営が困難となることが予想されるため、例年の500円から改定した。インターネットなどでの完全前売り制とし、球場での当日販売は行わない。販売方法の詳細は決定次第発表する。(黒田早織)

 ■どよめきも封印

 2年ぶりの組み合わせ抽選会となった会場には例年とは違った空気が流れていた。1校から2人という制限つき。全員マスクをしながらなるべく間隔をあけて座った。対戦校が決まるたびに起こるどよめきも今回は封印されたままだった。

 はじめに春の県大会で16強入りしたチームが番号を引き、シード校の指定場所が埋められていった。静かな進行のなかで「おおっ」と驚きの声が漏れたのは、聖望学園が2番を引き浦和学院との対戦が決まった時だった。

 昨夏の独自大会で優勝した狭山ケ丘の関口竜清主将(3年)は「昨年は夢物語だった甲子園が現実に近づいた。今年こそ本物の甲子園の土を踏みたい」と力強く宣言した。(佐藤太郎)

 ■左上ブロック 見どころ

 春の県大会優勝の浦和学院を筆頭に、私学の強豪がそろった。

 浦和学院は2年生エースの左腕・宮城を中心に、140キロ超の直球を持つ三奈木も控える。遊撃手を兼ねる吉田匠も制球が安定しており、投手の層は厚い。打撃は長打力のある吉田瑞を中心に、バントや走塁も絡めた粘り強さがある。初戦の相手の聖望学園は入間向陽に逆転負けを喫して春の県大会出場を逃しており、今大会への思いは強い。

 春16強の本庄東を引っ張るのは右腕の菊池。決め球はスライダーだが直球でも勝負できる、勢いある投球が強みだ。

 昨秋の県大会では準々決勝で花咲徳栄を下すなどして準優勝した細田学園と、昨夏の独自大会で優勝した狭山ケ丘の対戦は好カード。細田学園の松本と、狭山ケ丘の星野。双方ともエース中心の守りのチームで投手戦になりそうだ。

 ■左下ブロック 見どころ

 今春の県大会4強の上尾、8強の春日部共栄が軸となりそうだ。

 上尾は四隅を丁寧につき打たせてとる投球が強みの新井と、本格派右腕・中沢の二枚看板が軸。攻撃ではバントや足を絡めて確実に点を重ねる。初戦の相手は川越工で甲子園出場経験がある公立高同士の対戦だ。

 春日部共栄は花咲徳栄にコールド負けした春からメンバーを大きく入れ替えて臨む。1年秋から登板しているエース高橋らの継投で雪辱を期す。

 春の県大会16強の大宮北は安定した守備が強みだ。主軸の篠田の前に走者を出せるかが試合を左右する。同じく16強の秀明英光は、最速142キロの直球が光る右腕・岩井が引っ張る。

 上尾以外にも力のある公立校が集まった。中でも、狭山清陵は投打のバランスの取れた好チーム。市浦和や松山などの戦いぶりにも注目だ。

 ■右上ブロック 見どころ

 一昨年まで5年連続甲子園出場の花咲徳栄を中心に強豪校・実力校がひしめき、激戦が予想される。

 春の県大会準優勝の花咲徳栄は飛川、味谷、秋山を軸にした打線に切れ目がない。投手陣も速球派の松田、堀越、高安がそろう。

 浦和実はエース栗山の立ち上がりがポイントで、内野の堅い守備からリズムを作る。昨秋の県大会4強、一昨年夏の埼玉大会も4強入りした大宮東は、清水、高橋、吉田の3人の左腕を擁する。春の県大会16強の叡明は、いずれも左投手の松岡、青木の継投でゲームを作る。

 入間向陽―山村学園は好カード。春の県大会西部地区予選で聖望学園に打ち勝った入間向陽は朝倉、田中らの長打力が強み。山村学園は一昨年夏は初めて決勝に進出し、悲願の甲子園に迫った。今春は県大会の初戦で敗れており、どう巻き返しを図るかに注目だ。

 ■右下ブロック 見どころ

 昨秋の県大会で初優勝し、春も4強と着実に力をつけた昌平に、埼玉栄や川口市立などが挑む展開が予想される。

 昌平の打線の中心は1年生から主軸を担うプロ注目の吉野。前後の福地、古賀も長打力があり、下位打線も層が厚い。変化球が持ち味の右腕・田村ら投手陣を、強肩の捕手・川田が支える。

 春の県大会で上尾に惜敗した川口市立のエース原口は、140キロ台の直球が強み。左打者の松田、沼口らの長打力にも期待がかかる。春8強の埼玉栄は昨夏の独自大会でも登板経験のある右腕・塚本を中心にした守りから流れをつかむ。

 春16強の早大本庄は、主軸・飯塚の甘い球を逃さない勝負強い打撃に注目だ。積極的な走塁も絡めて上位をうかがう。ほかにも、武蔵越生や正智深谷、西武文理など、力を秘めた私学勢がそろっている。

 ■開幕試合は東農大三×川越南

 開幕試合に登場する東農大三の丸山幸輝主将(3年)は「秋、春と1回戦負けをしている。どこを引いても勝つだけ」という強い気持ちで抽選に臨んだ。歴代の3年生で一番人数が多くまとまりがあり、終盤の粘り強さが特徴。くじを引いて驚いたが、「勝つために、準備からこだわっていきたい」と切り替えた。

 対する川越南の布施圭梧主将(同)も「びっくりした。まさか自分が」。小技で仕掛けて終盤に勝負をかけて粘って勝つのがチームの持ち味。春から意識的に走り込み、走塁や小技を磨き、1点を確実に奪う野球を目指してきた。「戦いの日は決まった。自分たちのプレースタイルを出していきたい」と意気込んだ。(仙道洸)

 ■選手宣誓は星野

 選手宣誓は103回大会にちなんで103番のくじを引いた星野の星静流(せいる)主将(3年)が務める。「やれたらいい思い出になるな」。そう思いながら、見事に引き当てた。

 春の県大会は校内で新型コロナウイルスの感染者が出て出場を辞退した。今年は野球部創立10年目の節目で、「この悔しい思いをすべての力にして夏に出し切りたい。先輩たちが築いた歴史を絶対に超える」と意気込む。

 選手宣誓で伝えたいのは感謝の気持ちだ。「こういう社会的な状況の中で野球ができるということ。小さい頃から野球をする中で支えてくれた人々への思いを込めたい」(仙道洸)

 ■抽選会で優勝旗返還

 例年開会式で行われていた優勝旗返還。今年は開幕試合を戦う2チームのみが参加する「開始式」に変更されたため、抽選会の中で行われた。県高野連の坂上節会長に優勝旗を返還しレプリカを受け取った一昨年の優勝校、花咲徳栄の飛川征陽主将(3年)は「自分たちの力でもう一度取りたい」と語った。(仙道洸)

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