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医師「距離あればマスク外して」 スポーツと熱中症対策

2021年6月19日06時00分

 新型コロナウイルスの感染が収まらないなか、本格的な夏を迎えます。近年は猛暑が続き、熱中症による救急搬送が相次いでいます。厳しい暑さとコロナ禍のなかで、どのようにスポーツや試合観戦を楽しむかを考えるシンポジウム「スポーツと熱中症」が5月23日、オンラインで開かれました。

 第1部では日本医師会の今村聡・副会長がオンラインで講演。水分と同時に塩分を補給するよう説きました。

 熱中症が重症化すると病院に運ばれます。しかし、現在は新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)で、病院のベッドがいっぱいで受け入れられないという状況が起きています。熱中症を防ぐためにも、正しい知識を持つことが重要です。

 熱中症を引き起こす条件は大きく三つあります。一つは生活する「環境」です。気温や湿度、風や日差しの強さなどの気候条件のほかに、人間の体の「慣れ」も影響します。急に暑くなった日などは注意が必要です。

 二つ目は「からだ」です。基礎疾患を持っている人以外でも、二日酔いや睡眠不足の状態は熱中症になりやすいです。三つ目は「行動」で、そのような人が急に走るなどした場合です。

 運動の場では、温度や湿度などを総合的に判断した「暑さ指数(WBGT)」を活用する必要があります。水分補給は非常に重要ですが、同時に塩分のようなものもとって下さい。また、マスクをしたまま運動をすると体の熱が逃げにくくなります。コロナ禍で不安はあると思いますが、周りの人と2メートル以上の距離をとればマスクを外しても問題ありません。

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