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冷静な投球、広島新庄がサヨナラ勝ち 春季中国高校野球

2021年6月6日09時00分 朝日新聞デジタル

 ◎…広島新庄が緊迫した投手戦をサヨナラで制した。同点で迎えた九回裏、1死三塁で4番花田と5番藤川が申告敬遠で出塁し満塁に。代打藤井が2ストライクと追い込まれてから、左中間適時打を放ち試合を決めた。

 米子東は先発藪本が打たせて取る粘りの投球を見せた。四回表に3番舩木佑の左越え本塁打で追いついたが、九回表2死満塁の好機であと1本が出なかった。

     ◇

 1対1の同点で迎えた九回表、2死満塁。1点も与えられない緊迫した場面でも、広島新庄の先発の左腕・西井拓大(たくと)君(3年)はマウンド上で、顔色一つ変えず全力で腕を振っていた。

 カウント2―2から6球目に投じた直球にバットが空を切った。この日、11個目となる三振で絶体絶命のピンチを切り抜けた。

 宇多村聡監督やチームメートがガッツポーズを見せるベンチに戻る西井君は冷静な表情だった。「プレッシャーは全く感じなかった。無心で投げていた」。西井君の好投でチームは勢いづき、直後にサヨナラ勝ちを決めた。

 昨年11月、左肩を故障し、苦難に直面した。約4カ月間、十分に投げることができず、球速は130キロ台から20キロほど落ちた。今春の選抜大会ではベンチを外れ、ボールボーイを務めた。長かった冬は「心が折れそうだった」。

 家族や仲間に支えられてけがから復調し、悔しさを胸に秘めて臨んだ県大会で急成長を果たした。この日は持ち前のメンタルの強さと制球力で、公式戦初の完投を成し遂げた。手に汗握る接戦も「楽しかった」と、投げることができる喜びをかみしめた。(三宅梨紗子)

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