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具志川商、九州大会で初優勝 九州国際大付を破る

2021年4月30日22時00分

 第148回九州地区高校野球大会(九州地区高野連主催、朝日新聞社など後援)最終日は30日、大分・別大興産スタジアムで決勝が行われ、具志川商(沖縄)が九州国際大付(福岡)に3―1で勝ち、出場2回目で初優勝を果たした。沖縄勢の大会制覇は2014年春の沖縄尚学以来14季ぶり。

 具志川商は五回、長短4安打を集めて2点を先取。六回に新川のソロ本塁打で加点し、3投手の継投で逃げきった。

 ■具志川商、成長を加速させる初優勝

 自分たちで考える――。具志川商の理想が、五回の攻撃に詰まっていた。

 先頭の6番島袋。初球、三塁線へ絶妙のバント安打を決めた。この回の2得点の始まりだった。

 ベンチからの指示ではない。「流れが良くない。初球だけ、相手を揺さぶってみよう」。四回に無死二、三塁で中軸が凡退。絶好の先制機を逃していた。「相手三塁手の守備位置が後ろだ」。島袋は冷静に状況を見極めていた。

 続く主将粟国は不振で打順が下がっていた。「自分が打ちたいけど、チームが勝てるなら」。自らの判断で犠打を決め、知名の適時二塁打を呼んだ。

 攻めだけではない。七回、1死二、三塁のピンチでの守り。選手同士で「1点は仕方ない」と考え、声をかけ合って中間守備を決断。二ゴロの間の1失点のみで切り抜けた。

 粟国は言う。「プレー一つひとつに対する、準備と確認。それをチーム全員で共有してきた」。自主性を重んじる喜舎場監督のもと、選手はグラウンド内外でコミュニケーションを密に取る。あうんの呼吸が生まれている。

 選抜は21世紀枠で出場。だからこそ今大会は頂点に立つと臨んだ。公式戦で連敗中だった福岡大大濠を準決勝で破った。そして、県大会も含めて初めてのタイトル。喜舎場監督は「勝ち方や、勝てる過ごし方が分かったと思う」と目を細める。成長を加速させる初優勝だ。(藤木健)

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