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常総学院が花咲徳栄破り4強入り 高校野球関東大会

2021年5月19日09時00分 朝日新聞デジタル

 【茨城】第73回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は18日、準々決勝2試合が山梨県であり、常総学院(茨城1位)が花咲徳栄(埼玉2位)を10―8で破り、4強入りを決めた。22日の準決勝は、常総学院と関東第一(東京2位)、桐光学園(神奈川2位)と専大松戸(千葉2位)が対戦する。

     ◇

 七回裏、8―8の同点に追いつき、なお2死満塁の好機。打席に立った加藤颯(はやて)君(3年)は決めていた。「直球だけを狙おう」

 3球目、直球が甘く入ってきた。それをたたいてセンター前に運ぶと、勝ち越しの2点適時打になった。「必死だった。いいところに落ちてくれた」

 苦い記憶があった。昨秋の関東大会、健大高崎との決勝戦。十一回裏の最後の打者が、代打で出た加藤君だった。「初球から振っていけ」との指示だったが、ストライクを取りに来た初球に手を出せず、高めの変化球で簡単に二ゴロに倒れた。

 「気持ちの弱さが出てしまった」。自分が大会を終わらせてしまったという気持ちを抱え、打ち取られた場面を何度も思い出した。

 悔しさから、冬以降はマシンを使ったバッティング練習であっても、狙い球を見極めて単打にするという意識で取り組んだ。もともと守備の方が好きだったというが、攻撃で好機が訪れると「自分に回って来い」と思うようになった。

 結果は出したが満足はしていない。「まだまだ貪欲(どんよく)に勝ち続けたい。これからです」。喜びもつかの間、口を結んで前を向いた。(伊藤良渓)

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