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「4度目の正直」智弁和歌山、ライバルに雪辱 小園攻略

2021年5月9日15時56分

 春夏3度の甲子園優勝を誇る名門校の意地だった。

 9日、高校野球の春季和歌山県大会決勝があり、智弁和歌山が7―1で今春の選抜大会出場の市和歌山に勝利。昨年の新チーム発足後、4回目となるライバル対決を初めて制した智弁和歌山の中谷仁監督は、しみじみと言った。「『智弁和歌山』というプライドがある。さすがに4回も負けられない。悲壮感を持って挑みました」

 その思いは選手も同じ。一回に敵失で先行すると、四回は高嶋奨哉(3年)が左翼ポール際へソロを放った。智弁和歌山を全国の強豪に押し上げた高嶋仁・前監督の孫だ。「昨日、祖父から電話をもらい、『しっかり振り抜け』と言われた。それができました」

 バックネット裏で試合を見守っていた祖父も、笑みを浮かべた。「まぐれだろうけど、ええホームランやった」

 チームは昨秋の新人戦、県大会、近畿大会準々決勝で市和歌山に敗れ、2017年夏から続く甲子園連続出場(20年春、夏は中止)を逃した。

 立ちはだかっていたのが、高校ナンバーワン投手と評される市和歌山の小園健太(3年)だ。今春の選抜大会でも完封勝利を挙げた右腕。その速球対策として、冬場から打撃マシンを160キロに設定し、振り込んでいた。

 この日、その小園が六回から3番手で登板すると、ベンチがわいた。「よし、やったるぞと思った」。4番の徳丸天晴(3年)が八回、151キロを左越えにはじき返して口火を切る。打線がつながり、5長短打を集めて一挙4得点。決して調子が悪くなかった小園を「少しでも甘く入ると打たれた。全体的にスイングが鋭かった」と脱帽させた。

 ただ、「4度目の正直」に喜んだのも少しだけ。徳丸が「夏に、もう一度勝てるように」と言えば、小園も「悔しい。夏は絶対にやり返す」と誓った。

 約2カ月後、勝負の夏へ。ライバル対決は続く。(山口裕起)

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