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東播磨、今度はSlackで対話 結束生むSNS活用術

2021年4月20日10時15分

 今春の選抜大会に21世紀枠で出場した東播磨(兵庫)はコロナ禍の逆境をプラスにとらえ、新たな指導法を構築した。選抜では準優勝した明豊(大分)に1回戦で延長十一回、9―10で惜敗。福村順一監督は「悔しいが、普通の公立校でも工夫次第で強豪校と十分に戦えることは示せた」と話す。

 一斉休校中だった昨年4月、チームは、無料通信アプリ「LINE」で指導者と部員48人のグループトークルームを設けた。「全体練習ができない期間の取り組みで、他校と差をつけたかった」と福村監督。毎日のように、自宅での練習メニューを発信し、自らが手本となって走塁などの注意点をまとめた動画を50本以上作って共有した。

 ほかにも、黒板を使った座学は限定の動画サイトで公開。ウェブ会議システム「Zoom」を使ったリアルタイムでの指導も試みた。チームは昨秋の県大会で準優勝し、この取り組みも評価されて初の甲子園を手にした。

 大舞台でも、その指導が生きた。1死三塁の場面から、ヒットエンドランの形で2度得点した。走者の走り出すタイミングや打者のゴロの打ち方は、共有された動画にも収められていたものだ。主将の原正宗は「何度も動画を見たし、何度も練習してきた。チーム全員で動き方は共有できていた」。独特のプレーで強烈な印象を残した。

 SNSを駆使した取り組みは今も続く。今春から活用するのが、チャットツール「Slack」だ。福村監督は今年2月にiPad(アイパッド)を購入。常に持ち歩き、練習中に感じたことをその場で投稿、チームで共有する。選手は各自のスマホから確認し、疑問点を返信する。

 密を避けるため、一堂に会するミーティングも減った。選抜期間中も宿舎の一室に集まらず、各部屋からオンライン上で対策を練り合ったという。そんなやり取りは、今では当たり前になった。原は言う。「全体の方向性だけでなく、個人それぞれの課題も共有できる。SNSを通してチームに一体感が生まれた」(山口裕起)

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