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智弁学園、天理 44年ぶり快挙の選抜大会をふりかえる

2021年4月3日09時00分

 【奈良】第93回選抜高校野球大会は天理が4強、智弁学園が8強に食い込み、甲子園を沸かせた。県勢2校ともが準々決勝に進出したのは、第49回大会(1977年)以来44年ぶりの快挙だ。両校の戦いぶりを振り返る。

 目を見張ったのは、昨秋はベンチ入りしていなかった選手や悔しさをバネに成長した選手の躍動だ。

 天理は1回戦の宮崎商戦で、公式戦初打席の背番号18・木下和輔(わすけ)君(3年)が放った適時三塁打で先制し、チームが勢いづいた。昨秋はメンバーに選ばれなかったが、打撃を磨き、15打数5安打1打点の結果を残した。

 東海大相模(神奈川)との準決勝で公式戦初先発のマウンドに上がり、今大会優勝校を苦しめたのは仲川一平君(同)だった。立ち上がりに1点を失ったが、大舞台で8回1失点と好投した。昨秋の公式戦は全7試合で達孝太(たつこうた)君(同)が先発。「天理の投手は達だけじゃないと思ってもらえるプレーをしたい」。そんな言葉通り、絶対的エースに続く強い印象を残した。

 9番打者の政所蒼太(まどころそうた)君(同)は、4試合で12打数7安打5打点と存在感を示した。「ここぞという場面であと一本が出なかった」という昨秋から一転、「恐怖の9番打者」と呼ばれるまでに。達君が主導していた配球も、政所君が仕切るようになり、捕手としても3投手を好リードした。

 智弁学園は広島新庄との2回戦、公式戦初出場の背番号17・中陳六斗(なかじんりくと)君(2年)が初打席で二塁打。この試合で3打数2安打1打点とチームを活気づけた。ケガした選手と交代し、初のベンチ入り。「おどおどしている暇はない。やりきるしかない」と腹をくくって結果を出した。

 1番打者の岡島光星君(3年)は1回戦の大阪桐蔭戦、一回に左前安打を放ち、4点の先制を呼び込んだ。昨秋の公式戦は全試合に出場したが、打撃が振るわなかった。「失投を仕留める」とバットを振り込み、2回戦は4打席で3出塁、準々決勝も6打数3安打と気を吐いた。

 2桁の背番号の選手が飛躍し、昨秋の悔しさを力に変えた選手が輝いた。この夏にはさらにどんな選手が頭角を現すのか、楽しみだ。(米田千佐子)

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