スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

目立った本格派投手と高い守備力 投高打低のセンバツ

2021年4月1日19時15分

 2年ぶりの甲子園。「一投一打に多くの思いを込めて」という選手宣誓通りの熱戦が展開された。

 延長十回サヨナラとなった開幕試合(神戸国際大付3―2北海)を皮切りに、延長試合は大会最多タイの7試合。常総学院―敦賀気比は選抜大会初のタイブレーク制までもつれた。1点差は13試合を数えた。

 好投手の存在がロースコアの接戦を生み出した。29回3分の1を無失点の大型左腕・石田(東海大相模)を筆頭に、右腕も達(たつ)(天理)、畔柳(くろやなぎ)(中京大中京)、伊藤(仙台育英)、小園(市和歌山)と本格派が目立った。一方で90キロ台の変化球を上手に使った植松(三島南)、制球力と緩急を駆使した谷木(やぎ)(柴田)らは全国の球児のお手本になるような投球を披露した。

 守備力の高さも目を引いた。準優勝の明豊は黒木、幸の二遊間を中心に5試合無失策。東海大相模も遊撃の大塚を病気で欠きながら、打撃妨害の1失策のみで優勝した。外野手の好守も光った。具志川商は大城が本塁へ好返球を見せ、上原が長打性の打球をダイビングキャッチ。大崎の池田、八戸西の津嶋も大飛球を背走しながら好捕した。

 21世紀枠の4校がそれぞれ特徴を生かして躍動したのも印象深い。東播磨は走りまくり、明豊と延長十一回の大接戦を演じた。

 新型コロナウイルスの感染が収まらない中、選手・関係者がPCR検査を受けながら、感染者を出さずに全日程を終えた。ただ調整は難しかったようで、その影響が打撃面に出た。開幕から13試合目で初本塁打が出たのは、金属製バットが導入された第47回大会以降で最も遅い記録となった。

 総得点は242で、第90回大会(35試合)の331から大幅に減った第91回大会(246)に続く「投高打低」の大会となった。

 1週間500球の投球数制限が導入されて初めての甲子園大会。天理・達と中京大中京・畔柳は1、2回戦と準々決勝の3試合をほぼ1人で投げた。準決勝は先発を回避したが、達は左脇腹、畔柳は右腕に違和感が出たという。投球数制限さえ守れば大丈夫なわけではない。投手の障害予防に関する議論・検証を続ける必要性を痛感させられた。(編集委員・安藤嘉浩)

 ■今大会の経験、今後の運営に生かす

 小倉好正・日本高野連事務局長の話 「今年こそは」の思いで準備をしてきたが、開催できてよかったと思う。今大会で得た経験をもとに、今年の選手権大会、来年の選抜大会の運営に生かしたい。感染予防ガイドライン等は、春季都道府県大会、同地区大会、選手権大会のガイドラインの土台になり、開催時期に合わせてブラッシュアップしていく。全国的に感染状況の変化が見られるようなので、注視して適切に対応していきます。

新着ニュース

アクセスランキング

注目動画

一覧へ