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東海大菅生、夏へ手応え コロナ禍で取材も一変

2021年3月31日09時00分

 2年ぶりに開催された選抜高校野球大会。6年ぶり4回目の出場を果たした東海大菅生は初戦で聖カタリナ(愛媛)を破り、目標の選抜初勝利を挙げると、2回戦では京都国際にリードされ、追い詰められながらも九回裏に逆転サヨナラ勝ちし、8強入りした。準々決勝で中京大中京(愛知)に0―6で敗れ、日本一には届かなかったが、夏への手応えを感じた。

 チームは昨夏から、東京都内の公式戦で負けなし。さらに秋までベンチ外だった選手が活躍するなど層の厚さを見せた。

 エース本田峻也投手(3年)に代わり、鈴木泰成投手(2年)が1、2回戦で先発し、テンポの良い投球で試合を作った。中継ぎで3試合に登板した松永大輝投手(3年)は計1失点の好投。「いつでもいける準備をしていた。力を発揮できたと思う」。初戦で大会第1号の本塁打を放った鈴木悠平選手や、2回戦で逆転サヨナラ打の多井耶雲選手はともに2年生。若林弘泰監督は「新2年生の台頭もあった。夏は、また違うメンバーになってくるのではないか」と話した。

 一方で課題も見つかった。本来の力を発揮できたかというと、やや残念な思いもある。

 まず、打線がふるわなかった。初戦は2本塁打が出たものの、相手を下回る6安打。2回戦も中盤以降は追加点を奪えず、苦しい展開を強いられた。準々決勝は散発2安打。記録に残らない守備や走塁のミスもあり、監督は「本番では自分たちの野球ができていなかったかなと感じています」。栄塁唯主将は「大舞台で自分たちの力を発揮できなかった。まだまだ隙があるんだな、と。夏に向かって頑張りたい」と再出発を誓った。

 大会運営は、コロナ禍で様変わりした。球場内にはアルコール消毒液がいたるところに設置された。選手のPCR検査が義務づけられたほか、各校が移動手段を工夫したり、行動を大幅に制限したりしていた。

 取材はすべてオンライン。練習は取材できず、これまであった当日の試合前の取材もない。試合でしか選手の姿を見ることができなかった。ゲーム後に取材できる選手の人数も限られ、対面で話を聞くことは禁止。いつもの通路で監督や選手を取り囲む光景はなくなった。同じ球場にいながら、チームの雰囲気や選手の表情を間近で感じ取れないもどかしさを感じた。

 東京では4月3日から春季都大会本大会が始まる。夏に向けた感染症対策の徹底と、選手に、できる限りの舞台を提供する準備をしなければならないと改めて意識した。(野田枝里子)

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