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「史上最弱」の明豊、近畿勢に3連勝 監督采配もズバリ

2021年3月29日19時28分

 (29日、選抜高校野球 明豊6ー4智弁学園)

 四回、それまで無失点の明豊の背番号1、京本真(まこと)はマウンドに上がらなかった。左腕の太田虎次朗への大胆な継投策に見えたが、それが川崎絢平監督のプランだった。

 右上手の京本、左の太田、右横手の財原光優(あきひろ)で3回ずつ。強打の智弁学園の目先を変えるためだった。

 大きかったのは京本の好投だ。1回戦の東播磨戦では三回途中4失点。2回戦の市和歌山戦では出番がなかった。この日、監督からは「ぶっ飛ばしていけ」と言われた。

 直球で内角を突き、長打を警戒して相手の3、4番には緩い変化球を多投。散発2安打に封じた。「智弁学園は中途半端では抑えられない」。太田が3失点して差を詰められたが、財原が1失点で踏ん張った。

 六回には守りのビッグプレーもあった。2点差とされ、なお2死一、三塁。頭上を襲った大飛球を左翼手・阿南心雄(しゆう)が背走しながらジャンプして捕り、フェンスに頭をぶつけても離さなかった。「あそこで失点していたら逆転されていたかも。頭が真っ白。うれしかった」。相手側のスタンドからも拍手が飛んだ。

 これで近畿勢に3連勝。1、2回戦は1点差を制し、いまだ無失策だ。昨秋も8試合で1失策だった。「当たり前のことを当たり前に。キャッチボールを大切に」という意識が浸透する。堅守が軸で、打順は日替わり。「うちにはザ・4番はいない」と川崎監督。この日も打順変更がことごとく当たった。スコアも「勝つなら6―4くらい」の読み通り。大会前、「史上最弱」と評したチームが2年前に続く4強だ。

 自在の采配と、それに応える選手たち。歯車ががっちりとかみ合っている。(伊藤雅哉)

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